審判になるには

全日本柔道連盟が公認する柔道審判員として、Sライセンス審判員、Aライセンス審判員、Bライセンス審判員、Cライセンス審判員の4つの資格があります。
Sライセンス審判員特に技能が優秀であり、本連盟が主催、主管する全国的大会の審判員となる資格を有する者
Aライセンス審判員本連盟が主催、主管する全国的大会の審判員となる資格を有する者
Bライセンス審判員地区柔道連盟(連合会・協会)が主催、主管する大会の審判員となる資格を有する者
Cライセンス審判員都道府県柔道連盟(協会)およびその加盟団体が主催、主管する大会の審判員となる資格を有する者
公認審判員規程(別表1)
2022年3月16日改正
Sライセンス | Aライセンス | Bライセンス | Cライセンス | ||
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⑴受験資格 | ①年齢 ※1 |
30歳以上 56歳以下 |
28歳以上 54歳以下 |
25歳以上 | 20歳以上 |
②柔道経験 | 15年以上、 5段以上 (女子3段以上) |
15年以上、 5段以上 (女子3段以上) |
12年以上、 4段以上 (女子3段以上) |
有段者 | |
③審判経験 | Sライセンス候補者※2当該年度の本連盟登録(個人登録及びAライセンス審判員資格登録)をしている者で全日本柔道連盟審判委員会選考審査部会より認定を受けた後、Sライセンス審査対象大会において2年間の審判経験(実技審査を実施)が必要 | 当該年度の本連盟登録(個人登録及びBライセンス審判員資格登録)をしている者で「B」取得後3年以上の審判経験を有し、 その者が本連盟登録した都道府県より推薦を受けた者とする。 |
当該年度の本連盟登録(個人登録及びCライセンス審判員資格登録)をしている者で「C」取得後2年以上の審判経験を有し、 その者が本連盟登録した都道府県より推薦を受けた者とする。 |
当該年度の本連盟登録をしている者 | |
⑵試験方法及び試験内容 | 実技審査を行い、本連盟審判委員会選考審査部会において審議・認定する。 本連盟審判委員会選考審査部会で定める対象大会において審査する。 |
筆記試験と全日本柔道連盟が指定した大会において実技審査を行う。 受験回数は年1回とする。 本連盟審判委員会選考審査部会から指名された試験官がこれにあたる。試験官は審判委員会選考審査部会委員、審判委員会委員、Sライセンス審判員の中から指名される。 |
筆記試験と地区柔道連盟(連合会・協会)が指定した大会等において実技審査を行う。 地区柔道連盟(連合会・協会)から選ばれた審査員がこれにあたる。 試験官はAライセンス保持者以上、現行の試合審判規程に詳しい者がその任にあたる。 |
筆記試験と都道府県柔道連盟(協会)が指定した大会等において実技審査を行う。 都道府県柔道連盟(協会)から選ばれた審査員がこれにあたる。 試験官はAライセンス保持者以上、現行の試合審判規程に詳しい者がその任にあたる。 |
※1:年齢は、Sは推薦時、A~Cは資格認定当日の年齢とする。