全日本柔道連盟では、これまで、2015年に「暴力・体罰・セクハラ問題を学ぶためのガイドブック」、2018年には「柔道界からパワハラをなくそう！」といった資料を作成し、柔道界から暴力・体罰・セクハラといったハラスメントをなくす為の活動をしてきました。しかしながら、ハラスメントに関する問題は、なかなか減少する気配が見られません。そこで今回、さらなる啓蒙活動を図るために、「柔道界から暴力・パワハラ・セクハラをなくそう！」（2022年）リーフレットを作成いたしました。

指導者、競技者、保護者をはじめとして柔道に関わる方々は、これらの資料を是非ご覧いただき、「どのようなことをしてはいけないのか」「何がハラスメントになるのか」について理解していただきたいと思います。

指導方法・練習方法等は、時代とともに進化しています。自分たちが経験した方法を漫然と続けるだけではなく、常に学ぶ姿勢を忘れず、時代にあった指導方法、練習方法を考えて、柔道界を良くしていただきたいと願っております。