会員登録
取材・
肖像使用
賛助会員

文字サイズを変更する

サイト内検索

お知らせ

2年前にご自身の道場をオープン。88歳で初段を取得した練習生も。

――フランスの社会において、柔道が担うものは大きい?

ものすごく大きいですよ。私は日本人なので、そういう面ではみんなに見られていると思っています。
以前、粟津正蔵先生と講習会でお会いしたときに、終わったあとに、バーに誘っていただいたんですね。うちの旦那や、先生の弟子の方たちも一緒に行ったんですけど、そのときに、一曲歌わせてくれと言われて、島崎藤村の「椰子の実」という曲を歌われたんですね。60数年前にフランスに来て、先生がどんな思いでいたのか、その歌を聞いた瞬間にすべてわかって。先生がなぜその歌を歌ったかというと、「お前も頑張れ」というメッセージだったのかなと。それを聞いたときに、背筋がピンと伸びて、先生が柔道家として築いてきたものを崩したらダメだし、先生と同じようにやっていかなくてはいけないと感じました。

――いま、道場では何人くらいの子どもを、どんなスケジュールで教えているんですか?

2年前に、250人くらいの道場をやめて自分の道場を立ち上げて、いまは50人。場所を移して、新しく立ち上げて2年目で50人というのは、悪くはないかなと思っています。
いまは、火、水、金、土が道場での指導。そして水曜日は、ここから1時間半くらいのところにあるクラブで2時間、そして、ここから30分くらい行った町で、ハンディキャップを持った人たちの柔道と体操をやっています。それが毎週の仕事で、あとは月に1回、ここから1時間くらい行ったブレストという町で子どもと大人のクラスを教えています。
教えているのは、下は4歳からで、上はいくつでもいいんですが、昨日88歳になられた方もいます。彼は去年、テストを受けて黒帯をとりました。立ち技の乱取りはしないですけど、寝技の乱取りもしますし打ち込みもします。本当に凄いですよ。

 

次ページ > 東日本大震災後に始めたフランスと大船渡市(岩手県)の交流活動「海の道プロジェクト」

PARIS2024 オリンピック競技大会 柔道競技(パリ五輪) PARIS2024 パラリンピック競技大会

協賛SPONSOR

オフィシャルパートナー

オフィシャルスポンサー

MIZUNO
近畿日本ツーリスト

オフィシャルサプライヤー

東洋水産
セイコー
コマツ
三井住友海上火災保険株式会社
日本航空
大塚製薬アミノバリュー
JR東日本
シミズオクト
大和証券
みずほフィナンシャルグループ
vtec
airweave
羽田タートルサービス
旭化成株式会社
日本エースサポート
ジャパンエレベーターサービス
センコー株式会社

オフィシャルサポーター

ALSOK
Nippon-Express
TPR
MAMEZOU K2TOP HOLDINGS
北修

公認スポンサー

伊藤超短波株式会社
株式会社九櫻
ベステラ株式会社

推薦スポンサー

フジタス工業株式会社
懐石料理 青山
JR九州
トップアスリートのための暴力・ハラスメント相談窓口
スポーツくじ
GROWING
スポーツ振興基金
競技力向上事業(JAPAN SPORTS COUNCIL)
アンチ・ドーピング
ドーピング通報窓口
NO!スポハラ
Sport for Tomorrow