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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No. 75 川口 さやかさん

プロフィール
川口 さやか (かわぐち さやか/旧姓:森本)1978年 神奈川県生まれ
川口道場 指導者
講道館柔道女子五段

主な戦績:
1998年 全日本女子柔道選抜体重別選手権大会 78㎏級 出場
2000年 ベトナム国際 78㎏級 3位

この度大学の後輩でもある鈴木なつ未さんからJJ Voiceのバトンをいただき、大変恐縮しております。なっちゃんは大学時代の打ち込みパートナーで、今でも広島に来てくれたり、東京に行ったらご飯に行く大切な友人の一人です。

私と柔道の出会いは小学校1年生の時でした。母がバレーの怪我で通っていた接骨院で「いい身体してるな、柔道やらないか」と恩師吉田功先生に声を掛けてもらい、入門することになりました。相武館吉田道場にご縁を持たせていただき小1~中3まで厳しい稽古をしてきました。
高校は兵庫にある湊川女子高校(現:三田松聖)に進学し、初めて親元を離れての寮生活。

短大も一緒だったので全日本で活躍される先輩方も多く、「いつか私も日本の国旗がついた道衣を着て試合に出てみたい」と目標を高く持つことができました。
拓殖大学に進学すると更にレベルの高い先輩方がいて、とにかく必死でついていく日々でした。気が付いたら夢であった講道館杯や全日本選抜、大学4年の時に初めての国際大会にも出場することができました。大学時代お世話になった佐藤伸一郎先生、春日井淳夫先生は今でも柔道のこと、指導についてを相談できる大切な恩師です。

結婚をして広島に移ると、主人の家業でもある『川口道場』で再び道衣に袖を通す日々が始まりました。
縁があり、まず近隣の中学校の外部コーチをさせていただき、2008年から広島市立沼田高校の柔道部立ち上げと共に指導者として着任しました。
この間に3人の子宝にも恵まれ、子育てと高校生の指導に明け暮れた11年間を送りました。教え子達は私の手の届かなかったような大きな大会にも出場するなど、指導者冥利につきる体験もたくさんさせてくれました。

現在は『川口道場』にて指導をしています。現館長、義理の父川口孝夫先生はオリンピック金メダリストでもあり、今でも元気に子ども達と稽古をされています。私が嫁いでから『ママさん柔道』の稽古日を作り、他道場や遠方からもたくさんのお母さん方が稽古に通ってくださいました。素人から黒帯になられた方も10名以上おられます。
開始から20年近く経ち、私も含めママ達の高齢化、還暦を越えるメンバーが出たところでママさん柔道から新たに『ママトレ』に路線変更。柔道の補強や受け身も織り交ぜながらの体幹トレーニングなどを行っています。乱取りは無理でも柔道の良いパーツを組み合わせれば、幅広い世代の方に楽しんでもらえるのではないかと思っています。

近年は幼年・低学年クラスに『運動遊び』を取り入れ、補強をレース形式で行ったり飽きのこない楽しめるメニューつくりを心がけています。痛そう怖そう厳しそう、ではもう習い事として選ばれない時代になってきました。『やってみたい』『やらせてみたい』そう思っていただけるような、柔道の間口を広げる試みをこれからも取り組んでいきたいと思っております。

道場の紅白試合の様子。コロナ禍でも工夫しながら昇級のイベントを行っています。

次回は、川口さんと同じ中四国で女性柔道発展の為に活動している、
近藤優子さん(徳山大学女子柔道部監督)が登場します。

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