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【女子柔道振興委員会】JJ VoiceNo.49 小崎香菜さん

プロフィール

小崎 香菜(おざき かな/旧姓:内村) 1989年 鹿児島県生まれ
合同会社 笑光(にこ) 代表、光武館師範
講道館柔道女子参段

主な指導歴:

奈良育英中学・高等学校柔道部顧問
光武館師範
放課後等デイサービス笑光柔道療育指導

この度はこのような素晴らしい企画に参加させて頂き、大変感謝しております。バトンを回してくださった吉田早希先生には、奈良県で教員をしているときに大変お世話になりました。

私は鹿児島県鹿屋市に生まれ、叔父が主宰している光武館道場で3歳から柔道を始めました。中学までを地元で過ごし、高校は地元を離れ東京都の淑徳高校へ、大学は京都府の龍谷大学へ進学しました。小学生の頃から教員になりたいと思っていた私は、大学時代に社会科の教員免許を取得しました。その後、大学時代の監督のご縁で奈良県の奈良育英中
学・高校で5年間働かせていただきました。この5年間で柔道部顧問として、そして学級担任として多くのことを学びました。その後地元の鹿児島県鹿屋市に戻り、鹿児島県立鹿屋養護学校に着任しました。そこで脳性麻痺で重度の障がいを持つ、感情表現が乏しい生徒と空き時間に柔道をした際、その子は私を抑え込むと声を出して笑い、私が抑え込むと
涙を流して泣き、感情を爆発させました。私はこの経験から、柔道が障がいを持つ子ども達の自立支援になると考えました。その後、フランスで障がい者柔道に関する研修を受ける機会を2度得ました。フランスでは障がいを持つ子どもに対して柔道が日常的に提供されています。しかも行政や学校が道場と提携していて、社会が福祉としての柔道をバックアップしていました。私はそこでそれまで自分が携わってきた「競技の柔道」とは一線を画す「福祉の柔道」を見て、感銘を受けました。

その後私は養護学校を2年で退職し、2019年4月に放課後等デイサービス笑光(にこ)を立ち上げ、児童発達支援としての柔道を始めました。私は柔道を通して施す発達支援を「柔道療育」と名づけました。設立から2年が経過し、これまでには活動を複数の新聞やテレビにも取り上げていただき、周りの方の支援を受けながらこの柔道療育は少しずつ日本
に広がりつつあると思います。笑光での柔道療育では、他者との交流により協調性を育成したり、柔道衣を握ったり投げ技を掛けたりすることにより感覚過敏や運動不足の解消が期待されています。そして何より、柔道を通して子ども達に他者への思いやりの心が育まれたり、柔道家としての誇りが芽生えることで自己肯定感が育まれたりする様子がこれまでに散見されていて、柔道が子ども達の自立支援に寄与していると確信しています。

現在、午前中に保育園児への柔道指導、午後に知的・発達障がい児への柔道療育、夕方からは少年柔道(光武館道場)の指導を行っています。様々なかたちの柔道と関われることに毎日面白さを感じています。柔道療育についてはこれまでに学術研究の介入はされていませんが、今後地元の大学と柔道療育の効果について、生理学的視点や精神的観点から介入研究を実施する予定です。また、今後も柔道療育の質の向上はもちろんのこと、多くの子ども達が柔道療育を選択する事ができるようにすることや、柔道療育の認知度を上げることを目標に講演活動などの普及活動を行っていきたいと思います。

柔道療育を始めるきっかけとなった生徒
フランスでの研修に参加した時
笑光の子ども達と一緒に

次回は、小崎さんの大学恩師の奥様で合宿等でお世話になった堀田(旧姓:大石)いづみさんが登場します。

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