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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.125:増田由紀さん

 

プロフィール
増田 由紀(ますだ ゆき/旧姓:川崎)1984年 神奈川県出身
静岡学園中学・高等学校 女子コーチ
講道館柔道女子五段

主な戦績
2002年 全国高等学校柔道選手権大会 63㎏級 優勝
2006年 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 63㎏級 3位
2008年 全日本実業柔道個人選手権大会 63㎏級 準優勝

こんにちは、今回鳥谷部真弓先輩から紹介をいただきました、増田(旧姓:川﨑)由紀です。
鳥谷部真弓先輩は帝京大学の一学年先輩で、大学では3年間寝食を共にさせていただき、選手としてだけではなく、人間としても多くのことを学ばさせていただきました。
そして先輩と共に帝京大学で団体日本一になれたことは私の柔道人生の財産となりました。
そんな先輩から今回このようなお話を頂き、大変恐縮ではありますがJJ Voiceに投稿させていただきます。

私が柔道を始めたきっかけは、姉兄が先に柔道を始めた影響もあり、5歳から藤沢市の遠藤道場で柔道を始めました。幼い頃は姉兄と一緒に柔道に行くのが楽しくて、通っていたのを覚えています。小学生になった頃から勝つ喜びを覚え、どんどん柔道の魅力にのめり込んでいきました。小、中学生までは全国大会を目指し努力していましたが、あと一歩のところで負けてしまい出場は叶いませんでした。
高校の進学も、これまた姉兄を追って東京都の日本大学第三高等学校に進みました。高校では初めて女子柔道部の同級生ができ、団体戦にも出場することができました。
高校生活は辛い中にも楽しさを教えてくださる今井徹先生の指導のもと、柔道だけではなく人間的にも成長することができました。日本一を目指した3年間で、最高の仲間に支えられ、2年連続で東京大会を勝ち抜き、2年の全国高校選手権大会では目標であった優勝を達成することができました。
大学は高校の時から、出稽古でお世話になっていた帝京大学に進学しました。先輩方はスーパースターが揃っている中、同級生が6人と少なく4年間やっていけるか不安でしたが、優しく温かく見守ってくれた稲田明先生(当時の女子柔道部監督)の指導のもと、なんとか乗り切ることができました。
正直、柔道人生で一番濃く、厳しい4年間でした。先輩方に少しでも追いつきたいと、日々を送っていたのを今でも覚えています。良い思いも、悔しい思いも沢山しましたが、3年時の全日本学生柔道優勝大会で先輩方に勝たせてもらい、メンバーとして優勝できたことは最高の思い出となりました。
大学卒業後は了德寺学園に所属しました。了德寺学園では先輩、同期、後輩にオリンピックや世界選手権で活躍する選手が沢山いる中で、色々な刺激を受け柔道をすることができました。選手として試合中に前十字靭帯を断裂する怪我を負ってしまい、思うような成果を出せず悔しい思いもしましたが、了徳寺学園での3年間で色々な経験をさせてもらい、柔道に全力を注げる環境を頂いたことに感謝しています。
了德寺学園を退職後は結婚し、夫の地元である静岡に移りました。
静岡に移ってからは、沼津市の田代道場にて小学生の指導に当たったり、静岡県の女子柔道普及委員として活動に参加させてもらい、柔道を通して色々なことを学ばさせていただきました。
現在は4姉妹の母として子育てをしながら、長女、次女の通う静岡東部柔道クラブの練習に参加しています。また、今年度より静岡学園中学・高校の渡部直樹先生からお誘いを頂き、外部指導員として中学生、高校生の指導にも当たらせていただいております。
指導者としては私自身も初心者であり未熟者で、先生や生徒、保護者の方々に迷惑を掛けすることも沢山あると思いますが、生徒に寄り添った指導を目指して、私自身の経験を少しでも生徒たちの成長に活かせるように、サポートしていきたいです。そして、私自身も生徒と一緒に成長していきたいと思います。
柔道人口も減っている中で、少しでも柔道の魅力を伝えていき、柔道を続けてくれる子や新たに柔道を始めてくれる子、または私達のような親世代が柔道をまたやりたいと戻ってきてくれるような環境と体制を作っていけるように静岡県の女子普及委員として全力を尽くしていきたいです。

次回は、増田さんの大学・実業団(帝京大学→了德寺学園)の先輩にあたる、小國(旧姓:宮本)樹里さんが登場します。

2024年アブダビ世界選手権大会

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