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お知らせ

【女子柔道振興委員会】JJ Voice No. 109 大石夕貴さん

プロフィール
大石 夕貴(おおいし ゆうき/旧姓:千葉)1988年 静岡県生まれ
袋井市スポーツ協会柔道部 代表
講道館柔道女子参段

この度、公益社団法人袋井スポーツ協会会長溝口紀子さんからバトンをいただきました、袋井市スポーツ協会柔道部の大石(旧姓:千葉)夕貴です。
溝口紀子さんには、袋井市のイベントや練習会等で柔道を盛り上げていただき、とても感謝しています。正直、柔道の戦績もない、指導歴もないため場違いではないか?と感じています。今回このような機会をいただけたことに嬉しいという気持ちもありました。
大変恐縮ではありますが、寄稿させていただきます。

私は今、静岡県袋井市で柔道の指導を行っています。袋井市と言っても「どこそれ?」と思う方が多いと思いますが(笑)。

父が指導者ということもあり、大学卒業後、父と一緒に子供たちの指導を行いました。
父には「結果が全てじゃない。強いか弱いかで判断しないこと」と教えられました。
私自身、柔道で強い選手だったわけではなかったので、何を子供たちに柔道を通して伝えることが大切なのか?ということは今でも私の課題であり、考えて指導をしています。
勝つことが1番というわけではありませんが、試合で勝つ喜びや負けた悔しさも感じさせてあげたいと思っているのは事実です。

初入部した子供たちのほとんどが、返事や挨拶があまりできていませんでした。
最初は声も小さかった子供たちも時間をかけて練習中に自分から進んで声を出したりしている姿を見ると、結果以上の成長を感じることができました。

私が指導者を始めて1番大変だったのは出産後でした。
なかなか以前のような生活に戻せない。道場の子供たちのため、実家に自分の子を預けて再スタートさせましたが、母親としてどうなのか?自分の子を優先したら道場の子供たちに失礼。と日々葛藤でした。そのような中、私の大きな支えとなってくれたのは一緒に指導をしている主人、実母、道場の保護者の方でした。
大会があれば実母にお願いして預けたり、会場へ子供同伴で行った際には、保護者の方に見ていただいたりと、協力して下さる方がいるから私は今まで通り指導ができています。感謝しきれないほど助けられています。

まだまだ柔道は女性が子供を連れながら気軽にできるスポーツではないと思います。今後、女性でも出産後でも戻ってきやすい環境、また新しく始めやすいスポーツになるよう、私も自分にできることをしたいと思っています。

最後になりますが、勝利至上主義と言われてしまっていますが、社会は結果が全て。競争社会という世の中です。子供たちが何も知らないまま、社会の荒波に出るのではなく、その社会に出てもやりきれる精神力作りも大切だと思っています。

次回は、大石さんの大学時代(高岡法科大学)の先輩にあたる、坂中(旧姓:永田)優理子さんが登場します。

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