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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No. 106 三宅 仁さん

プロフィール
三宅 仁 (みやけ ひとし)1968年 新潟県生まれ
平成国際大学スポーツ健康学部 教授
講道館柔道六段

主な戦績:
1992年 全日本実業柔道個人選手権大会 78㎏級 3位

主な活動歴:
2014年~2019年 全日本柔道連盟教育普及委員会委員
2016年~2022年 全日本柔道連盟強化委員会委員
2014年~現在 全日本学生柔道連盟理事

主な指導歴:
石橋千里(1995年度全日本女子体重別選手権66㎏級優勝・1995年幕張世界選手権78㎏級ベスト8)、平岡麻美(2010年度講道館杯78㎏級優勝・グランドスラム東京出場)、柴野亜希(2010年度講道館杯78㎏級準優勝・グランドスラム東京出場)、小内礼奈(2007年度全日本学生柔道体重別選手権78㎏級準優勝)

平成国際大学の三宅仁と申します。勤務先の平成国際大学は、埼玉県の北東部に位置する加須(かぞ)市にあります。加須市は生産量が日本一の鯉のぼりと加須うどんが有名な市です。

さて、埼玉大学の先輩の渡辺冬花先生よりバトンを受けましたので、僭越ながら寄稿させていただきます。

私は高校生までは生まれ育った新潟県中条町(現胎内市)で生活し、大学から現在までの36年間、埼玉県で生活しております。柔道は、小学1年からスポーツ少年団の指導者であった叔父の影響で始めました。中学・高校と柔道部に在籍して活動していましたが、大会成績は中学高校とも県大会で3位が最高の成績でした。

その後、様々な先生方のご指導のお蔭で埼玉大学に入学することが出来ましたが、入学当初は、日々の生活や練習についていくのが精一杯でした。高校までは、部員が一桁の人数だったり、県外遠征の経験もない環境だったりしたので、大学1年次はひたすら食べて寝ていたことを覚えております。そんな状況でしたが、朝のトレーニング後に皆で食べる卵かけ納豆ご飯は、部員間のコミュニケーションを取るとても楽しい場だったと記憶してます。

大学4年生のある日、恩師である埼玉大学の野瀬清喜先生から「来年度から私が監督として女子の実業団チーム(あさひ銀行・現埼玉りそな銀行)を立ち上げる。コーチをやらないか」というお話をいただきました。当時、私は卒業後も現役選手として柔道を続けたいという希望があり、悩みましたが私自身が選手を続けられる環境もあることが分かり、引き受けさせていただいたことを記憶しております。このことが、私が女子柔道に関わる契機となりました。

当時、埼玉大学柔道部の女子選手は、部員の過半数が全日本強化選手で、日本代表選手として国際大会でも優勝する実力の選手でした。私の所属した実業団選手は、その強豪選手と毎日のように練習させていただき、実力を養うことができました。その実業団選手の中には、1995年の幕張世界選手権大会の代表となり、ベスト8まで進んだ通場(旧姓:石橋)千里選手や実業団大会では何名も入賞する選手が在籍していました。この結果は、日々の埼玉大学との合同練習のお蔭と感謝しております。また、野瀬清喜先生は、埼玉大学と全日本女子の監督を務めておられました。その傍で様々な指導法や技術指導、チームマネジメント等を学ばせていただいたことは、私にとってその後の人生の大きな財産となっております。その後、残念ながら、日本の経済環境の悪化の影響で、私の所属していた実業団チームは6年間で解散となりましたが、このことは経済とスポーツは非常に関係性があるということを思い知らされたと同時に、社会の厳しさを教えていただいた出来事でもありました。

実業団解散後、私は1997年より平成国際大学に勤務しています。幸いにもこちらでも女子柔道を指導する機会を現在まで与えていただいております。コーチであったあさひ銀行時代に野瀬清喜先生に教えていただいたコーチングをその原点としました。創部当初は6・7名の部員で、私が毎日、基立ち乱取り状態の練習を行っていたことや試合前には学生の投げ込みを数多く受けていたことが印象に残っています。その後、全日本学生体重別選手権大会で準優勝(小内礼奈)、3位(平岡麻美・山寺綾・佐藤みのり)という実績を残すことができました。彼女たちは、高校時代に個人で目立った実績はありませんでしたが、継続した努力の積み重ねで結果につながったと思います。

時代の流れとともに30代、40代、50代と指導法は変わりましたが、学生の将来を考えた指導法は変わっていません。平成国際大学ではすでに26年もの月日が経ち、100名以上の女子部員が社会へと巣立っていきました。その進路は、教員、警察官、刑務官、一般企業と様々ですが、柔道を通じて修得した経験を活かし、それぞれの場で活躍してくれていることが今の私の大きな励みです。また、時々卒業生が顔を見せに道場に来てくれたり、子供を連れて来たりすることも大きな励みになっています。

最後に、このところ柔道人口の減少が様々な場面で取り上げられております。その要因は少子化やスポーツの多様化など様々でありますが、微力ながら今後もその時代にあった指導法で学生指導を行うとともに、学生の将来を見据えた指導を実践して柔道普及に繋げていきたいと考えております。

平成国際大学女子柔道部創部時
創部から7年目
創部から20年目
創部から26年目

次回は、三宅さんの大学の後輩であり、現在平成国際大学女子柔道部のコーチを務めている、川原(旧姓:盛島)久乃さんが登場します。

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