会員登録
取材・
肖像使用
賛助会員

文字サイズを変更する

サイト内検索

大会情報

平成19年全日本選抜柔道体重別選手権大会結果(07.4.12)

平成19年全日本選抜柔道体重別選手権大会結果(2007.4.12)

試合動画[男子]
試合動画[女子]


<60kg級>優勝 野村 忠宏(ミキハウス) 五輪4連覇を狙う野村と江種の戦いと思われたが、江種が準決勝で敗退。決勝は野村と10歳年下の大学生・福岡というカードとなった。戦いはゴールデンスコアにもつれ込み、2分29秒、組み際に野村が放った大外刈りで福岡は完全に背中をつけながらも浮き腰を仕掛ける。それをどちらのポイントとみるかで判定が分かれ、ビデオ判定の結果、野村の技がまさり福岡は死にたいであったとして野村の勝利となった。試合後、「北京を目指すといってから自分の力が出し切れなかった。自分で出ると宣言したからにはやめるにやめられずにいた」とこれまでの辛さを口にしたが、「金メダルは自分にしか似合わないと思って頑張ります」と、改めて世界一を狙うと宣言した。

2位 福岡 政章(綜合警備保障)

3位 江種 辰明(警視庁)平岡 拓晃(了徳寺学園)


<66kg級>優勝 秋本 啓之(筑波大学4年) アテネ金メダリストの内柴が初戦でまさかの敗退。「内柴とやってみたかった」というフランス国際金メダリストで大学生の秋本が決勝で梅津と対戦し、開始2分29秒での背負い投げが見事に決まり、雄叫びを上げながらガッツポーズを見せた。その理由は、「2回負けている相手に勝てたから」。どうしてもほしかったタイトルがとれた喜びを体いっぱいに表現した。

2位 梅津 敏昭(綜合警備保障)

3位 鳥居 智男(了徳寺学園)篠﨑 悠 (了徳寺学園)


<73kg級>優勝 金丸 雄介(了徳寺学園) 金丸・高松・大束・稲澤の4強が決勝を争うと思われたが、初戦で高松が離脱し、決勝は金丸と稲澤の対戦となった。「今日はきれいに一本をとろうという柔道ではなく、どんくさくいこうと思って戦った」という金丸が放った朽木倒がポイントとなり、ゴールデンスコアにもつれ込んだ試合を制す。ミュンヘン銀メダリストが復活をアピールした。

2位 稲澤 真人(ダイコロ)

3位 大束 正彦(東海大学4年)海老沼 聖(警視庁内定者)


<81kg級>優勝 塘内 将彦(旭化成) 誰が勝ち上がってくるか注目されたこの階級で、決勝の舞台に上がったのは、カイロ世界代表の小野とアテネ五輪代表の塘内だった。試合はやはり接戦となり、両者決め手を欠いたままゴールデンスコアへ突入。1分34秒、塘内が得意の釣込腰で有効を奪って勝利。試合後、塘内は「2度の世界では結果を出せないで終わった。もしも今回選んでもらえたら、必ず結果を出します」と代表の座に向けて強くアピールした。

2位 小野 卓志(了徳寺学園)

3位 橋口 幸治(大阪府警察)吉永 慎也(新日本製鐵)


<90kg級>優勝 増渕  樹(旭化成) 頭一つ抜けていると見られていた泉が準決勝で敗れて、決勝は増渕と斎藤との争いとなり、増渕が内股で見事な一本を決めた。「試合はずっといい内容じゃなかった。そこをこらえて戦ったことが優勝につながったと思う」と増渕。初のビッグタイトル獲得の喜びを素直に表現した。

2位 斎藤 制剛(旭化成)

3位 泉  浩 (旭化成)今井 敏博(綜合警備保障)


<100kg級>優勝 鈴木 桂治(平成管財) 昨年の全日本選手権覇者・石井が欠場し、アテネ五輪金メダリストの鈴木と学生チャンピオンの穴井の一騎打ちとなった。しかし、決勝は鈴木の組み手、動き、技の威力で上回る。開始約2分03秒、払い腰が見事に決まって、快勝した。4年ぶりの優勝を、駆けつけてくれた友人たちと喜びあい、「若くて知らない選手たちが出てきたが、また世界一になれるよう頑張りたい」と語った。

2位 穴井 隆将(天理大学職員)

3位 猪又 秀和(セコム上信越)山本 宜秀(明治大学3年)


<100kg超級>優勝 高井 洋平(旭化成) カイロ世界チャンピオンの棟田が欠場し、重量級に初参戦する井上康生に注目が集まった。しかし、準決勝で高井に得意技の内股を返されて有効を奪われて敗退。決勝では高井が優勝したが、内容は「指導」。そのため、「紙一重で勝った。次は自分の柔道で勝ちたい」と高井。新鋭・鈴木龍の台頭が光った戦いだった。

2位 鈴木 龍 (日本中央競馬会)

3位 片渕 慎弥(日本中央競馬会)井上 康生(綜合警備保障)

<48kg級>優勝 福見 友子(筑波大学4年) 出産して母となった谷の復帰第1戦として、今大会もっとも注目を集めたのがこの階級。谷は1回戦こそブランクをまったく感じさせない動きで順調に勝ち上がったものの、山岸との準決勝では苦戦を強いられ延長戦足払いで効果をとって決勝戦へ。対するは、高校生のときに谷の連勝をストップさせた福見。試合終了間際、場外際で福見が出した足払いに谷の体が飛ぶ。これが決め手となって福見が優勝した。「自分が勝つと信じて試合に臨みました」と福見。嬉しい選抜初タイトルを獲得となった。

2位 谷  亮子(トヨタ自動車)

3位 山岸 絵美(三井住友海上火災保険)中村 美里(渋谷教育学園渋谷高等学校3年)


<52kg級>優勝 西田 優香(淑徳大学4年) この階級・第一人者の横澤が準決勝で宝に苦戦しながらも、決勝に駒を進める。一方のヤマから勝ち上がってきたのは全日本学生を2連覇している西田だった。積極的に攻めに出る横澤に対して、西田は低い姿勢から足をとりにいき、残り時間30秒というところですくい投げで一本。「ここで勝たなければ世界はないと父にいわれ、死ぬ気で戦いました」という西田の勢いが優勝の決め手となった。

2位 横澤 由貴(三井住友海上火災保険)

3位 宝  寿栄(コマツ)君島奈津子(警視庁)


<57kg級>優勝 徳久 瞳 (三井住友海上火災保険) 注目された講道館杯覇者の宇高は初戦で敗退。アジア大会2位の佐藤とアテネ五輪代表の宮本も準決勝で姿を消し、決勝は七條と63kgから階級を変更した徳久の対決となった。試合は徳久が積極的に攻め、大外刈で技ありをとって今大会初優勝を飾る。試合後、徳久は「外国の選手と戦って壁を感じ、階級を変更。今日は絶対に勝ちたいと思って戦いました」と笑顔を見せた。

2位 七條 晶 (警視庁警察学校)

3位 佐藤 愛子(了徳寺学園)宮本 樹理(了徳寺学園)


<63kg級>優勝 谷本 歩実(コマツ) 予想通り、アテネ五輪チャンピオンの谷本(歩)とライバル・上野(順)の戦いとなり、何度も繰り返してきた対決を制したのは谷本だった。ゴールデンスコア開始から1分45秒、小外刈りで技ありをとり、勝負を決めた。「ライバルはフランスだけじゃない。誰にも負けたくないという気持ちで、これからの試合に臨みます」と谷本。世界への再挑戦へ向けて気持ちを新たにした。

2位 上野 順恵(三井住友海上火災保険)

3位 新改 七星(大阪府警察)平井希(東海大学3年)


<70kg級>優勝 國原 頼子(淑徳大学4年) 大本命の上野(雅)が初戦で大学生に敗れるという、大波乱となったこの階級。ドイツ国際で優勝した岡と学生チャンピオンの國原が勝ち上がり、「岡さんに胸を借りるつもりで試合に臨みました」といった國原が、ゴールデンスコア開始から12秒で繰り出した背負い投げが技ありを決めて、シニア大会初の優勝を飾った。

2位 岡 明日香(コマツ)

3位 今井 優子(東海大学4年)渡邉 美奈(コマツ)


<78kg級>優勝 中澤 さえ(綜合警備保障) フランス国際で敗れ、「緊張して自分の柔道ができなかった」という中澤に世界学生3位の穴井が迫った。決勝はゴールデンスコアに突入し、穴井が大外にいったところを、中澤が返して一本を決める。しかし、「今日は負けられない」という気持ちがプレッシャーになって、「自分の柔道ができなかった」。「これからは一つひとつの試合を着実に勝っていきたい」と気持ちを引き締めた。

2位 穴井さやか(帝京大学3年)

3位 平岡 麻美(平成国際大学柔道クラブ)池田ひとみ(埼玉大学4年)


<78kg超級>優勝 塚田 真希(綜合警備保障) アテネ五輪チャンピオンとカイロ世界チャンピオンの塚田と薪谷。予想通り、決勝戦はこの2人の戦いとなったが、塚田がつねに組み勝って、一本はなかったもののほぼ一方的な勝利だった。しかし、「今日はいままでにない緊張があり、思うような柔道ができなかった」と優勝したものの、本人としては不満の残る戦いだったようだ。

2位 薪谷 翠 (ミキハウス)

3位 杉本 美香(コマツ)立山 真衣(東海大学3年)

(文責 広報委員会 菅波・永田)
2024年アブダビ世界選手権大会

協賛SPONSOR

オフィシャルパートナー

オフィシャルスポンサー

MIZUNO
近畿日本ツーリスト

オフィシャルサプライヤー

東洋水産
セイコー
コマツ
三井住友海上火災保険株式会社
日本航空
大塚製薬アミノバリュー
JR東日本
シミズオクト
大和証券
みずほフィナンシャルグループ
vtec
airweave
羽田タートルサービス
旭化成株式会社
日本エースサポート
ジャパンエレベーターサービス
センコー株式会社

オフィシャルサポーター

ALSOK
Nippon-Express
TPR
MAMEZOU K2TOP HOLDINGS
北修

公認スポンサー

伊藤超短波株式会社
株式会社九櫻
ベステラ株式会社

推薦スポンサー

フジタス工業株式会社
懐石料理 青山
JR九州
トップアスリートのための暴力・ハラスメント相談窓口
スポーツくじ
GROWING
スポーツ振興基金
競技力向上事業(JAPAN SPORTS COUNCIL)
アンチ・ドーピング
ドーピング通報窓口
NO!スポハラ
Sport for Tomorrow