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【GS東京2017~1日目総評~】日本勢、初日は全階級制覇!

日本勢、初日は全階級制覇!
グランドスラム東京2017、開幕

1年の締めくくりとなるグランドスラム東京2017が幕を開けた。例年3日間で行われるが、今年は2日間に変更。初日は男子60kg級、66kg級、73kg級の3階級、女子48kg級、52kg級、57kg級、63kg級の4階級、あわせて7階級が行われた。
髙藤直寿、阿部一二三、橋本壮市、渡名喜風南、志々目愛と5人のブダベスト世界チャンピオンの登場、阿部・志々目・立川のきょうだい出場などもあって、会場は満員。その声援を受けて日本人選手は大活躍。阿部兄妹のアベック優勝をはじめ、全階級で金メダルを獲得した。

男子

60kg級
日本からは世界チャンピオンの髙藤、同じく世界選手権代表の永山竜樹、講道館杯覇者・宮之原誠也、ベテランの志々目徹の4人が出場。髙藤が東海大学の後輩・永山との日本人対決を制して決勝に上がり、ダシュアワー(モンゴル)と対戦。ゴールデンスコアにもつれ込んだ56秒、「浮腰」で一本勝ちした。
宮之原は初戦で敗退。永山と志々目は銅メダルを獲得した。

66kg級
昨年の大会覇者で世界チャンピオンの阿部、講道館杯で優勝した丸山城志郎、同大会2位の田川兼三、磯田範仁が登場。注目の阿部は初戦から切れのある試合を展開し、決勝まで勝ち上がる。もう一方のヤマからファイナルへ進出したのは、先日の講道館杯の優勝インタビューで「打倒・阿部」を誓った丸山。互いに勝利への強い執念を見せてゴールデンスコアとなるも、延長に入って間もなく、阿部が丸山を追い込み、大内刈りで「一本」。グランドスラム東京3回目の優勝となった。なお、田川は3回戦で敗退、磯田は3位となった。

 

73kg級
リオ五輪の金メダリストの大野将平が久しぶりに畳に上がることで注目が集まった。しかしその大野、初戦ではリスマンベトフ(カザフスタン)に「指導」により反則勝ちするも、ケガで次の試合を棄権。一方、ブダベストで頂点に輝いた橋本は立川新との準決勝で「指導」の反則で敗退。勝った立川が決勝へ上がり、ゴールデンスコアの末、カナダのマルゲリドンをやはり「指導」の差で破ってグランドスラム初優勝を決めた。なお、橋本は3位決定戦で勝って銅メダルを獲得。講道館杯2位の野上廉太郎は3位決定戦で敗れてメダル獲得はならなかった。


女子

48kg級
世界を制した渡名喜と、14年世界王者の近藤亜美が準決勝で対戦し、近藤が制して決勝へ。強豪・ムンフバット(モンゴル)と頂点を争った。試合はゴールデンスコアに入ってまもなく、ムンフバットが攻めてきたところで逆に近藤が上四方に抑え込んで「一本」。笑顔の勝利となった。近藤に敗れた渡名喜も敗者復活戦で勝ち上がり遠藤宏美をゴールデンスコアで退けて銅メダルを獲得。遠藤は準決勝でムンフバットに敗れていた。講道館杯覇者の森﨑由里江は2回戦で敗退した。

 

52kg級
会場の注目は阿部一二三の妹で高校生の阿部詩。初戦から期待通りの活躍を見せ、ブダペスト世界選手権の女王・志々目、2位の角田夏実に勝ったブシャール(フランス)を次々に破って決勝まで一気に勝ち上がった。一方、同じくきょうだいで今大会に出場している立川莉奈もランキング上位の選手を次々に破ってファイナルは日本人対決となった。決勝は阿部の一本背負いが見事に決まる。昨年の2位からレベルアップし金メダル、兄妹そろっての優勝となった。志々目は敗者復活戦から3位となった。

57kg級
世界選手権銀メダルの芳田司、講道館杯で復活Vを果たした山本杏が決勝で対決。勝負は本戦で決まらずにゴールデンスコアに入り、1分40秒、芳田の放った一本背負いで山本の背中が畳について、「技あり」。昨年に引き続き、大会連覇となった。講道館杯でケガを負った宇高菜絵と玉置桃も3位となり、表彰台を日本が独占した。

63kg級
リオ五輪代表の田代未来、講道館杯を制した土井雅子、鍋倉那美、津金恵が出場。田代が先の世界戦2位のゴルステニャックを破って決勝に。同じくランキング上位を破って上がってきた鍋倉と決勝を争った。試合開始2分27秒、田代が放った払巻込みが「技あり」となり、それが決め手となって勝負がついた。なお、土井と津金は準々決勝で敗退。津金は敗者復活に回り、3位に入賞した。

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