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【アスリート委員会】活動報告(14.4.3-6)

アスリート委員会では、全日本選抜体重別選手権大会に合わせて、福岡タレント発掘事業受講生への柔道体験教室と、大会でのブース出展および交流会を実施いたしました。
福岡県タレント発掘事業はタレント発掘事業のパイオニアであり、各競技で日本代表を輩出の実績があります。今年度は4万7000人を超える応募者の中から60名が選ばれたという狭き門だけあり、どの受講生も飲み込みが早く、全員が短時間で見事な一本背負いを披露するまでに習得することができました。
柔道はオリンピックとパラリンピック競技のルールの差が少なく、一緒に練習が行える希な競技です。その特性を生かし、パラリンピアンの廣瀬・米田委員も指導に加わり、視覚障害柔道のデモンストレーションも行うなど「パラリンピアンとの触れ合い」「パラリンピックに対する理解」も促すことができたことは有意義でした。
撮影ブースおよび交流会では、九州の柔道ファンの皆さんに、より柔道への親しみを持ってもらうことにつながった手応えを感じた2日間でした。

【体験教室】
優れた運動能力を持つ「福岡県タレント発掘事業」の受講生に対し、柔道競技に興味を持ってもらうこと、また選択する競技は柔道以外になったとしても、武道精神や柔道特有の動きなどを学び、世界を目指すタレント生の今後の活動に役立ててもらうことを目指しました。
まず、最初に北田理事から、「柔道は最初に受け身=負ける練習から始める」「精力善用・自他共栄」といった「柔道のこころ」について説明した後、座礼・立礼などの礼法の指導を行いました。
続いて、廣瀬委員から「障害は不便だが不幸ではない。柔道のおかげで自分がある」と、自身の柔道への感謝の気持ちについて講話。その後、視覚障害柔道の模擬試合として、入場から組み合って退場するまでの一連のデモンストレーションを行いました。

國原委員の号令のもと準備運動、反射神経トレーニングを行ったあと、穴井さんの指導のもと、受身の練習を行いました。
各講師が得意技のデモンストレーションを見せ、タレント生らに「投げ」のイメージをふくらませてもらった後、投げ技の基本である「崩し」「つくり」「掛け」について、穴井委員が一本背負投げを例に説明。

その後、各委員がタレント生ひとりひとりに付いて一本背負い投げを指導しました。

福岡教育大柔道部のお兄さん・お姉さんを「受け」に、タレント生全員が一人ずつ、一本背負投を披露。

穴井委員から「世界で活躍できるトップアスリートになる選手はどこが違うか」について講話。
北田理事は見学の保護者の皆さんを含む全員にソウル五輪で獲得した銅メダルを触らせ、金メダルを逃した苦悩やその後の立ち直りについて講話。
最後に保護者の方からの「ゲームとの付き合い方」「柔軟性を高めるには?」といった質問に答えて終了しました。

【解説付き観戦招待】
前日の体験教室に引き続き、柔道への理解・関心を深めてもらおうと、全日本選抜体重別選手権にタレント生を招待し、アスリート委員が解説を行いました。
初めて柔道観戦するタレント生が大部分だっため柔道ルールや基本的事項を中心に説明を行った。
休憩時間には、タレント生も交流会や撮影ブースで柔道家との触れ合いや柔道家気分を味わい、柔道への憧れの気持ちを高めた様子でした。

【記念撮影ブース】
初日は地元福岡の生んだメダリスト・日下部基栄さんがブースで来訪者をお出迎え。精力的に立ち寄りを呼びかけて頂きました。柔道をしている子はもちろん、三井住友会場や旭化成などの応援のため来場していた社員の方々がファミリーで柔道衣を着て撮影を楽しむ姿が見られました。

【交流会(サイン・撮影・握手)】
初日は150名、2日目は200名を超える方が参加しました。特に、出場選手が登場した2日目は30分前から列ができる人気。
嬌声をあげる女性ファンや、憧れの選手を前に緊張する少年ファンなど老若男女に楽しんでいただきました。

【委員感想】
まず、柔道教室が始まる前から指導者及び生徒の姿勢に驚かされました。ずば抜けた身体能力はもちろんの事、話を聞く態度、受け答え、全てにおいて教育が行き届いているこの事業に脱帽でした。逆に私たち柔道界が学ばなくてはならないことが多かった気がいたします。大会見学時においても指導者が常に帯同しお互いが責任を持った行動にも目を見張るものがありました。今後柔道界のみならず、日本のスポーツ界に大きな影響を与える事業である確信を抱いた3日間でした。(北田)
殆どの受講生が柔道初観戦ということもあり、基本ルールや決まり技、一本の条件等を初心者向けに分かり易く解説することを心掛けました。試合が進むにつれ徐々にルール等の理解が進んできたところで、柔道から学ぶ礼儀作法や支えてくれた人達への感謝の気持ちを持って試合に臨むこと等の『勝ち負け以上に大切なこと』についても伝えました。
前日の体験教室も含めて、タレント生らは運動能力が優れているだけではなく、礼儀作法がよく教育されており、また、教えたことは直ぐにメモを取る等、競技は違えどあらゆることを吸収しようという強い意欲と向上心に非常に感銘を受けました。無限の可能性を秘めている彼らがこの先どの競技を選択するかは本人次第ですが、最終的に彼らの目標である『オリンピック選手』に成長することを切に願っています。(近藤)
子ども達の、指導を受ける姿勢にただただ驚きました。柔道を知ってもらいたいと強く思いました。また柔道の楽しさを伝える難しさも実感しました。機会があれば、福岡で柔道衣を着て再会したいと思います。(國原)
タレント発掘生向け柔道体験教室ではタレント生だけでなく、その親、関係者にも柔道そして視覚障害者柔道を知ってもらうことができたと思う。同制度を持つ他県でも同じような取り組みが出来たらよいと思った。(廣瀬)
普段彼らが触れることが少ない視覚障害者柔道の試合のデモンストレーションを見てもらったり、私自身も指導に携わらせていただくなど、新しい取り組みをすることが出来て非常によかった。(米田)
今回の交流会はとても貴重な時間でした。子供だけでなく大人の人も喜んでくれていましたし、我々も喜んでもらえてよかったと感じました。今後もサインや握手といった、ふれあいの時間というものを設ける事により、ファンの方の為だけでなく、これから日本柔道を背負って立つ若手の選手などにも勉強になるのではないかと考えます。ファンとの接し方や立ち居振る舞いなど、選手自身も襟を正していこうと思うのではないかと感じました。(鈴木)

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