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お知らせ

若い時ならではの感性を大切に。海外へ出ることは、日本を改めて知ることのきっかけになる

――海外で柔道を指導する意義についてはどのように考えておられますか。

柔道は日本の文化であるということです。日本を代表する武道であり、スポーツのひとつで、世界で広く認識されている数少ない日本発信の文化であると思います。その普及を担う立場にいるということを重く感じています。

――近年、アイスランドと日本は文化交流が盛んに行われているようですね?

アイスランドと日本の交流は、2001年に日本大使館が首都のレイキャビクに設立されてから始まるにようになり、大学生の交換留学制度が始まったり、さまざまな面で関係が深まっています。柔道でも日本に行きたいという子も多いのですが、金銭的な面もあって限られた人数しか実現できていません。でも、何人かは形の講習に行ったり、大学の練習に参加したりしていますね。

――最後にこれから海外で何かをやってみたい、指導してみたいという若い人へ、メッセージをお願いします。

若いときに外国に行くのと、年齢を重ねて財力がついてから行くのでは、そのインパクトが全然違うと思うんですね。やはり、若いときの感性で感じるものは非常に大きいと思うんです。ですから、ぜひ観光でもなんでもいいので若い方には海外へ出てほしいと思います。
そうすると、比べるものができると思います。日本と違う文化に接すると、まず最初はそちらのほうが発展していると思ってしまうんですね。でも、そこからじゃあなぜこうなっているの? という疑問が生まれてくる。その疑問を解決するために日本のことを調べてみると、日本のほうが優れていることが多いじゃないかと気がつくことになったりして、改めて日本を知ることにつながる。日本を外から見ることで、文化でもなんでも比べることができるようになります。そのことは、その後の生活、その後の人生に必ずプラスになると思います。

 

プロフィール

井浦吉彦(IURA Yoshihiko)
生年月日:1954年5月26日生まれ
出身:埼玉県
10歳から柔道を始める
埼玉県立蕨(わらび)高校→筑波大学→筑波大学院
インターハイ重量級第5位
コーチキャリア:大学卒業後、アイスランドで2年間指導。
1984年国際交流基金でチュニジアへ派遣され、
チュニジアのコーチとしてロサンゼルス五輪に参加。
帰国後、講道館国際部において勤務し、多くの国で指導を行う。
金沢大学教員を経て、アイスランドに移住し、現在までアルマン柔道クラブで指導。
イギリス、ドイツにて定期的に形の講習会も行っている。
居住地:アイスランド(レイキャビク)
在アイスランド日本大使館職員、アルマンスポーツクラブ柔道部師範、
全柔連国際委員会在外委員。

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