松田基子さん(本連盟理事、女子柔道振興委員会特別委員・前委員長)がこの度、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が制定する令和6年度JOCスポーツ賞「女性スポーツ賞」を受賞いたしました。
同賞は平成26年度に制定され、スポーツにおける女性の地位向上や女性のスポーツ参加促進等に顕著な貢献が認められた個人または団体に授与されるものとなります。松田さんは女子柔道振興委員会の委員長を平成29年から令和5年まで務め、女子柔道の普及・振興の分野において委員長としてリーダーシップを発揮し様々な事業を展開、現在も本連盟理事、また全日本学生柔道連盟理事として各種活動を進めており、長年の取り組みが認められ今回の受賞となりました。
都道府県柔道連盟(協会)に向けた女性役員登用の促進、女子柔道キャリアアップセミナーを開催し女性審判員活躍の環境整備、大学での女子柔道選手向けの大会新設(全日本学生柔道 YAWARA Challenge Tournament)、以上を中心とした取り組みにより女子柔道選手のキャリア形成支援と男女平等の実現に大きく貢献したことが評価されました。
JOC主催の表彰式は7月12日に東京ミッドタウン日比谷アトリウムにおいて多くの観衆の前での開催となりました。松田さんの他に年度賞・最優秀賞を受賞した堀米雄斗選手(スケートボード)ら各競技のトップアスリートも表彰式に登壇し、三屋裕子JOC副会長から記念のトロフィーが授与されました。
受賞コメント
このような素晴らしい賞を頂戴いたしまして大変光栄です。柔道界における女性活躍推進を目的とした様々な活動に対して、このような評価をいただき嬉しく思います。この賞は私個人というよりも、一緒に活動していただいた全日本柔道連盟女子柔道振興委員会、そして全日本学生柔道連盟において女子選手の育成と普及を目的として新設した全日本学生柔道 YAWARA Challenge Tournamentの実行委員会の皆様とともに頂戴したものと思っております。今回のこの受賞を励みに引き続き力を尽くして参ります。
- 受賞者集合写真
- 受賞時