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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.158:瀬戸口栞南さん

プロフィール
瀬戸口 栞南(せとぐち かんな)1998年 長崎県生まれ
東京国際大学女子柔道部 コーチ
講道館柔道女子参段

主な戦績
2023年 講道館杯全日本体重別選手権大会 57kg級 3位
2023年 全日本実業個人選手権大会 57kg級 2位
2020年 全日本実業個人選手権大会 57kg級 2位

皆さま、初めまして。この度島田美穂さんからバトンを受け取りました瀬戸口栞南と申します。よろしくお願いいたします。

私は現在、東京国際大学でコーチとして学生のサポートをしながら、私自身も現役の選手として学生達と一緒に日々の稽古に励んでいます。柔道を初めて今年で22年目になりますが、これまでの柔道人生を振り返ってみると、良い思い出よりも、悔しい思いや辛い思いを沢山してきた柔道人生だったように思います。ですが、この人生に一度も後悔した事は無く、本当に柔道という素晴らしいものに出会えて良かったと心の底から思います。それは柔道を通じて素晴らしい方々と出会い、柔道から多くのことを学び、沢山成長させてもらったからです。

そんな私が今までの経験から伝えたい事は、頑張り続けることの大切さです。
私は小学2年生から柔道を始めましたが、運動神経がとても悪く、柔道センスも全くなかったため、幼い頃はいつも負けてばかりでした。私には向いてないなぁと思いつつも柔道が強くなりたい!勝った姿を見せてみんなを喜ばせたい!とその一心で、どんな時も変わらず継続的に練習を頑張ってきたように思います。そして、少しずつですが結果が出せるようになり、今の私がいます。振り返ってみたら、私がここまでの選手になることができたのは、今までどんなに結果が出なくても諦めず、辛抱強くやり続けることができたからだと思います。そしてここまでの道のりが、自分に自信が持てなかった私の自信に繋がり、今では私ならできると自分を信じれるようにもなりました。
私の周りでも、目立つ才能は無いけど地道に頑張り続け、最後に大きな結果を手にする選手を何度も見てきました。この事から私もそうだったように、どんな人にでも必ず強くなれるチャンスがあります。どんなに結果がでなくても、自分の中で満足がいくまで柔道と精一杯向き合い、本気で目指し、頑張り続けていくことが成果を出すためには大切なのかなと思います。今結果が出ず苦しくて心が折れそうになってる人や、自分に自信が持てず諦めそうになっている人がいたら、絶対に諦めてほしくありません。必ずできると信じて成果が出るまで頑張り続けてほしいです。
また、たとえ柔道の結果に繋がらなかったとしても、その頑張りはその先の人生とても強みになると思います。柔道を通して、諦めずに努力を積み重ねた経験が自信に繋がり、うまくいかない時期を乗り越えることができたり、どんな人生の困難にも立ち向かっていけると思います。

私も今、初めてのコーチという立場で、学生との向き合い方や練習方法などに苦戦し、悩むことが沢山あります。それでもどうしたら強くする事ができるか、監督と試行錯誤しながら学生達と向き合う日々は、本当に刺激的で自分自身とても成長させてもらってます。
学生達には4年間何事にも一生懸命に、そしてどんなに挫けそうになっても目標を見失わず頑張り続けることを伝えると共に、私自身も学生に負けないくらい目標達成に向け、まだまだ頑張っていきたいと思います。

そして冒頭にも書きましたが、柔道を通じて沢山の素晴らしい方々と出会うことができました。その中の1人がバトンを回してくれた美穂ちゃんです。美穂ちゃんとは私が大学4年の時に出会いました。それまで、もちろん存在は知っていましたが、ここまで仲良くなれるとは思ってもいませんでした。美穂ちゃんと出会えたことで私の柔道人生が本当に豊かになり、今では出会えたことに心の底から感謝しています。美穂ちゃんには技術面もですが、柔道での悩みや、柔道以外のことでも色んな悩みを相談させてもらいました。その度に親身になって寄り添ってくれ、沢山のヒントをくれたり、沢山のことを学ばさせてもらい、言葉では表せないほど沢山支えてもらいました。美穂ちゃんは私には思いつかないスペシャルな考え、マインドを持っていて、心から優しくて、本当に尊敬できる私の大好きな人です。一緒に合宿や出稽古に行ったり、同じ時期に結果で伸び悩んだ時はお互い励まし合いながら一緒に頑張ったりと、実業団に入ってチームメートが居なかった私にとって、美穂ちゃんの存在は本当に心強かったです。美穂ちゃんは私にとってお姉ちゃんみたいな存在で、いつまでも憧れで、心から尊敬できる人です。

私は柔道での結果はありませんが、人にはすごく恵まれてきました。私一人の力ではここまでくることはできませんでしたし、今の私もいません。沢山の方々の支えのお陰でここまでくることができ、今では私に関わってくださった全ての方々へ感謝しています。これからもこの感謝の気持ちを忘れず、そして東京国際大学という素晴らしい環境で柔道に打ち込めることに感謝し、これからも学生と一緒に頑張っていきたいと思います。

最後になりますが、今回このような素晴らしい機会をいただけたこと本当に嬉しくおもいます。ありがとうございました。

2025年ブダペスト世界選手権大会

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