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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.127:下口晴子さん

 

プロフィール
下口 晴子(しもぐち はるこ/旧姓:風戸)1981年生まれ 愛媛県出身
P・SPO24スポーツジム勤務
講道館柔道女子四段

主な戦績
2000年・02年 全国女子柔道体重別選手権大会 70kg級 優勝
2001年 オーストリア国際 70kg級 優勝
2003年 皇后盃全日本女子柔道選手権大会 3位
2008年 全国警察柔道選手権大会 63㎏超級 2位

柔道を引退して10年以上経ちますが、今もこうして先輩としたってくれる樹理は私にとって本当に可愛い妹のような存在です。そして私の柔道人生を振り返る機会を与えて頂いたことを感謝します。

私は7歳から地元愛媛にある鬼城柔道会で柔道を始めました。小学6年生の時に当時の会長河野和彦先生に本格的に柔道をやってみないかと声を掛けてもらったことが嬉しくて、意味もわからないまま「はい」と返事をしたことを今でもはっきり覚えています。
この日から先生との二人三脚の柔道人生が始まりました。家族といる時間よりも先生といる時間の方が長く、時には厳しく、時には優しく、先生は私に柔道の楽しさを教えてくれました。
高校も地元にある宇和島東高校に進み、部活の後、柔道会へ行き先生と一緒に練習していたことを懐かしく思います。そして大学では、先生の元を離れ、憧れの谷亮子先輩の帝京大学へと進学しました。
ここでは初めてのことばかりで、寮生活、上下関係、そして河野先生がいない環境に戸惑いもありましたが、同期に恵まれ4年間切磋琢磨しながら充実した大学生活を送りました。
大学卒業後はALSOKに入社し、退社後、地元愛媛に恩返しをしたいという気持ちもあり、小さい頃からの夢だった警察官になりました。
30歳まで愛媛県警で柔道をさせてもらい結婚を機に引退。
体力と健康な身体だけには自信があったので、当然子どもも直ぐに授かるものだと思っていました。
しかし、授かるもののお腹の中で育たない不育症と診断。
はじめは仕事をしながら不妊治療をしていましたが、なかなか両立が難しく思い切って仕事を辞め治療に専念しました。

今まで厳しい練習を乗り越えてきたので、大抵の辛いことには耐えられると思っていましたが、治療は思っていた以上に大変で気持ちが何度も折れそうになりました。
主人や色々な方の励ましもあり5年間の不妊治療を経て、長男を授かり無事に出産。
その後、有難いことに次男も授かりました。

現在はP・SPO24スポーツジムで働いています。子育て中のママさんにもとても働きやすい環境、そしてお客様とお話しをたり、体を動かす仕事なので、私に合った仕事だと思っています。

不妊治療や子育てもあり、柔道から少し離れていましたが、子どもたちも大きくなり実家に帰省した際は柔道会に一緒に顔を出したり、主人が所属している職場の柔道部の練習に参加させてもらったり少しずつですが、柔道とふれあう時間も増えました。

河野先生が私に教えてくれた柔道で、沢山のことを学び、沢山の人と出会いました。これは私にとって一生の宝です。
子どもたちにも私が柔道と出会ったように何か一生懸命になれるものを見つけて沢山のことを学び、沢山の人と出会って欲しいです。

息子たちと
恩師 河野先生と

次回は、下口さんの帝京大学の先輩にあたる、松﨑みずほさんが登場します。

2024年アブダビ世界選手権大会

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