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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.124:鳥谷部真弓さん

プロフィール
鳥谷部 真弓(とりやべ まゆみ) 1983年 青森県生まれ
㈱帝京サービス・帝京豊郷台柔道館助手(帝京大学宇都宮キャンパス内)
講道館柔道女子四段

主な戦績
2005年 全日本学生柔道体重別選手権大会 78㎏級 優勝
2006年 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 78㎏級3位
2008年 全日本実業柔道個人選手権大会 78kg級 優勝

この度、駒木さんからバトンを受け取りました鳥谷部真弓と申します。
駒木さんとは何度も対戦し、全日本合宿などでも一緒になり仲良くなりました。一言で表わすなら「コミュ力おばけ」です。いつも笑わせてくれて、相談にも乗ってくれる大切な友人です。今回このような素晴らしい企画に参加できることを大変光栄に思います。よろしくお願いいたします。

私は6歳から格闘技好きの父の影響で、平内分団で柔道を始めました。初めは嫌々やっていたみたいですが、両親が練習帰りに買ってくれるお菓子が楽しみだったり、友達や先生方との練習が楽しかったり、いつのまにか柔道が好きになり「やらされる」から「やる」に変われました。青森山田高校で稽古に励みながら、日本一になりたいという目標ができ、全国優勝することができました。その後、帝京大学、セコムと進み、帝京大学職員へ転職。帝京大学柔道クラブとして1年間大会へ出場し、27歳で引退を迎えました。全日本強化選手としてもお世話になりました。思うような結果を残すことはできませんでしたが、競技生活は間違いなく自分の人生の糧になりました。
競技生活を通して出逢えた方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

現在は、栃木県在住で道場の指導者をしています。
㈱帝京サービスへ出向し、帝京豊郷台柔道館助手として勤務。柔道教室を担当し、幼児から中学生の子供たちに指導をしています。館長は大学の恩師稲田明先生です。当初、指導経験がない私には、子供との対話は簡単なことではなく、指導者としての大変さを身に染みて感じる日々でした。理解してもらえないことに怒り、まじめにやっていない子を見ては怒り、眉間にシワができるくらい怒ってばかりだった私でしたが、考え方を変えたおかげで指導法に変化が出てきました。

私はこれまで、柔道の心を教えようとしていたつもりが、勝つことだけを目標に教えていたのだと気づかされました。求めすぎて焦り、褒めることも忘れ怒りに変わっていたのだなと。私が柔道好きになれたように、「柔道楽しい」と思ってもらえるよう、まずは自分が楽しんで頑張らなきゃと思いました。子供たちがわからないとき、できないときは「チャンス」です。伝え方ひとつで子供は変わる。お互いが成長の喜びと達成感を味わえる大事な瞬間でした。そのことに気づかせてくれたのは、稲田先生です。厳しい中にも遊び心がある指導法で子供たちは楽しそうに笑顔になります。
焦っちゃいかん。と思わされました。稲田マジック最強です。

指導者12年目。たまには鬼が出ることもありますが、今は向き合える時間が楽しくて仕方がありません。まだまだ柔道を通して学び中です。今ではなく、先を見据えた指導を。勝つことに目標を置く気持ちも大事にしながら、それ以上に大切なことを教えられる指導者を目指して頑張ります。

現役選手のみなさん、苦しいことも楽しいことも全力で競技生活を楽しんでください!思いっきり試合をしてください!
心から応援しています!!

次回は、鳥谷部さんの帝京大学の後輩にあたる、増田(旧姓:川﨑)由紀さんが登場します。

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