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【女子柔道振興委員会】JJ VoiceNo. 88 秋元 由香 さん

プロフィール
秋元 由香(あきもと ゆか/旧姓:柏木) 1986年 広島県生まれ
広島拘置所
有朋道場 指導者
講道館柔道女子四段

主な戦績:
2004年 インターハイ 63kg級 2位
2006年 都道府県対抗全日本女子柔道大会 2位(茨城県チーム)
2008年 講道館杯全日本体重別選手権大会 57kg級 5位

そうそうたる顔ぶれの揃うJJ Voiceに参加させていただけたこと、大変光栄に思っております。
私のような者が書いても良いのだろうか?と考えておりましたが、柔道を愛する1人として参加させていただきます。
竹村千春先生とは、子どもが有朋道場へ入ったことがきっかけで仲良くなりました。とても愛に溢れる指導で、一瞬でファンになりました。子ども達の個々の性格、特性、能力を尊重して指導する様子は、私に感動を与えました。と、同時に選手を辞めて以来、久しぶりに柔道に対してワクワクしたのです。

さて私は、柔道とは全く無縁の家庭で育ちました。そして、運動神経も良いとは言えませんでした。現役時代の私を知っている方はご存知だと思いますが、走るのが壊滅的に遅いです。
たまたま有朋道場の現館長である奥村宏司先生が父親の友人であったため、ちょっとぽっちゃり(笑)な私を見て、『柔道の練習を見に行こうか!』と声を掛けて下さったのがきっかけでした。
その後、見事にどっぷり柔道の魅力にハマってしまう訳なのですが、私の場合、自宅が田舎にあったため道場を通うこと自体がとても大変でした。しかし、両親や多くの先生方の御理解のお陰で様々な練習場所を提供していただき、小学生では考えられない程充実した練習をさせていただきました。体力が続く限り練習しましたし、道場の垣根を越えることもありました。中学校、高校、大学と多くの学校も、練習に参加することを快く受け入れて下さり、今考えると感謝の気持ちしかありません。そして、人と人との繋がりのお陰で社会人になるまで選手を続けさせていただきました。

現在は、広島拘置所で刑務官として勤務をしております。刑務官になった今でも柔道は続けております。もちろん闘う方はもう難しいのですが、審判だったり子どもたちの指導であったりと、変わらず柔道は私の一部です。ただ、残念なことに刑務官の女性柔道選手はとても少ないです。もっともっと多くの柔道家達が来てくれたら良いのにな〜と思っています。何より刑務官という職業は、仕事と子育てを両立する上でとても理解がある職場です。子どもを4人産んで、しかも旦那さんは単身赴任中という状況の中で、働いている私が言うので間違いありません!!ご興味のある方は、ぜひお問い合わせしてみて下さい。
今、子どもが4人いるとお伝えしましたが、私の子ども達も柔道をしています。有朋道場は、広島県代表として全国小学生大会に出場するくらい有望な選手が多いのですが、決して練習を強要するようなことはしません。冒頭に述べたように、個々の性格、特性、能力を尊重し、柔道に対して求めるご家族の気持ちも大切にしています。例えば親御さんは、礼儀作法であったり、身体を強くし使い方を知って欲しい、もっと積極的になって欲しい…等、柔道に対して様々な期待を寄せて、お子さんを入門させます。その気持ちをとても大切にされている指導方法に、私は同じ親として魅力を感じます。

私自身は指導者としてまだまだ経験不足で未熟です。今は身体が動く限り子ども達と一緒に練習しようと決め、一緒に柔道衣を着ています。下2人の子ども達(1歳と3歳)は、有朋道場のママさんやパパさんが代わる代わる相手をして下さるお陰で指導ができています。女性柔道家が子どもを出産した後、柔道に関わることがなかなか難しいのが現実です。今こうして私は多くの方のご理解とご協力の中で、まだ柔道と関わることができています。感謝の気持ちを指導という形で還元したいと考えています。子ども達としっかり向き合い、変化していく環境に順応し学び、柔道と共に成長していきたいと思います。

有朋道場の子ども達
現館長である奥村宏司先生
有朋道場での練習風景

次回は、強化選手時代からの友人であり、現在も子育ての事などを相談し合う仲である、田村(旧姓:垣田) 恵利さんが登場します。

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