(公財)全日本柔道連盟は、2015年4月25日に発生したネパール大地震で被災された柔道関係者の皆様を支援する為、同年6月、ネパール柔道協会へ10,000米ドルの義援金を寄付し、今回、ネパール柔道協会より、本連盟、また国際柔道連盟からの50,000米ドルの寄付を通じた支援活動の報告が届きました。
ネパール柔道協会は、第1段階支援として震災で亡くなった3名の柔道家のご遺族に300,000ネパールルピー(約330,000円)を寄付、第2段階支援としてコーチやネパール柔道協会の会員を支援、そして2016年1月30日に第3段階支援として震災により家を失ったスポーツ記者20名にそれぞれ25,000ネパールルピー(約27,000円)、震災で亡くなったスポーツ記者の方のご遺族に50,000ネパールルピー(約54,000円)を寄付されたとのことです。
先日行われた小切手の贈与式には、ネパールスポーツ振興センター長官のケシャブ・クマール・ビスタ氏も出席され、ネパール柔道協会の活動や集まった寄付に対し謝意を述べられました。
今後は第4段階支援として、これまでの3段階でまだ支援を受けていない選手たちをサポートしていくとのことです。
1日も早くネパールの皆様に笑顔が戻り、また柔道を楽しむ日が来ることを心より祈っております。