
プロフィール
連 珍羚(レン ツェンリン)1988年 台湾生まれ
コマツ女子柔道部コーチ
講道館柔道女子五段
主な成績
2016年 リオデジャネイロオリンピック 57kg級 5位
2021年 東京オリンピック 57kg級 出場
2022年 杭州アジア競技大会 57kg級 優勝
2024年 パリオリンピック 57kg級 出場
こんにちは。連 珍羚(レンツェンリン)と申します。このたびJJ Voice執筆の機会をいただき、大変光栄に思っております。ありがとうございます。
よしえさんとは、昨年台湾で行われた講習会をきっかけに仲良くなりました。現役時代が重なっていたので昔から知っていましたが、実際にいろいろと話すようになったのは昨年からです。柔道や選手について話す中で距離が近くなり、今では日本と台湾の柔道について相談し合える大切な存在です。柔道を通して、このようなご縁がつながっていくことを嬉しく思っています。
私は台湾で生まれ、9歳から柔道を始めました。もっと強くなりたい、いろいろな経験をしたいという思いから、20歳で日本へ留学することを決めました。当時、山梨学院大学の山部伸敏先生に声をかけていただいたことがきっかけとなり、2009年に山梨学院大学へ進学しました。日本語もまったく話せない状態でのスタートでしたが、周りの方々に支えていただきながら、柔道だけでなく、人とのつながりや挑戦することの大切さを学びました。
2014年にコマツに入社してからは、選手として日本のトップレベルの環境で柔道に向き合いました。苦しい時期もありましたが、先生方や仲間に支えていただき、多くの経験を積むことができました。そして現在は、コマツの指導者として選手たちと向き合っています。現役時代にコマツで学んだことや、先生方、仲間から教えていただいたことを、今度は指導者として選手たちに伝えていきたいと思っています。
選手の頃は、自分が強くなること、勝つことに一生懸命でした。今は、選手の成長を近くで見られることに喜びを感じています。自分が多くの方に支えていただいたように、今度は私が選手たちを支えられる存在になりたいと思っています。
また、台湾から日本へ来る選手たちの受け入れなど、日本と台湾の柔道をつなぐ活動にも関わっています。これまでいただいたご縁や経験を次の世代につなぎ、一人でも多くの女子柔道家が「柔道を続けてきてよかった」と思える環境を、皆さんと一緒につくっていけたらと思います。
- 昨年、台湾での柔道講習会をきっかけに交流が始まり、今では台湾のナショナルチームの指導にも関わるなど、大切なご縁となっています
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