2月7日(土)、講道館大道場にて、柔道版ACP「JSPO-ACP@柔道場」を活用した柔道指導者研修会を開催しました。本研修会は今回で第4回目となり、全国各地より約80名の指導者が参加しました。本研修会は、全柔連が示す長期育成指針に基づき、発育・発達段階に応じた指導の理解を深めるとともに、初心者や年少者が「柔道を楽しい」と感じながら継続できる環境づくりを担う指導者の育成を目的として実施しています。
前半は、日本スポーツ協会の内藤先生よりACP(アクティブ・チャイルド・プログラム)の理念や考え方について講義が行われ、続いて全柔連より長期育成指針を踏まえた指導のポイントについて説明がありました。
後半は「JSPO-ACP@柔道場」の実技講習を実施しました。今年度は、実技の中にグループワークを取り入れ、参加者同士が指導方法を共有しながら学びを深める時間を設定しました。現場の課題や工夫を話し合い、互いの実践を持ち寄ることで、単なる体験にとどまらず「明日からの指導にどう生かすか」を具体的に考える研修となりました。
講道館大道場には終始、参加者の笑顔と活気があふれ、楽しさの中にも学びの多い充実した研修会となりました。
「JSPO-ACP@柔道場」とは
ACPの柔道バージョンのことで、柔道の楽しさや喜びを多くの子どもたちに伝えるためのものです。「柔道修行=苦行」ではなく、発育・発達期にある子どもたちの好奇心や面白さによる動機付けを大切にしながら指導していけるプログラムです。「柔道場で」「楽しみながら」「積極的に」身体を動かすことができる柔道の特性に特化した運動です。
JSPO-ACP@柔道場の効果と期待されること
幼少期は多様な動きを経験させることが大切です。からだを動かすことで体力・運動能力の向上はもちろん、その後の柔道における競技力向上が期待されます。
ジュニア期の子どもたちには、体さばきや受け身等の基本技能を楽しく身につけられるプログラムです。また、柔道未経験者でも運動遊びから入ることで、従来の「痛い」「厳しい」という柔道のイメージではない、楽しい柔道として、誰でも始めやすく続けやすいのではないかと考えます。
柔道人口が減少している昨今、本研修会を通じて「柔道を楽しく伝える指導」の価値を共有し、全国の現場に広げていくことが重要であると改めて感じる機会となりました。
※今回紹介した種目については、下記より指導案が閲覧できます。
JSPO-ACP@柔道場 2025年度指導案
また、今年度分に加え、前年度および前々年度の研修会で紹介した指導案についても掲載しております。
JSPO-ACP@柔道場 2023年度・2024年度指導案














































