
プロフィール
新添 左季(にいぞえ さき)1996年 京都府生まれ
山梨学院大学柔道部コーチ
講道館柔道女子四段
主な戦績
2022年 世界選手権大会 70㎏級 3位
2023年 世界選手権大会 70㎏級 優勝
2024年 パリオリンピック 70㎏級 7位
こんにちは。池田ひとみさんよりご紹介いただきました新添左季と申します。
この度はJJvoice執筆の機会をいただきありがとうございます。
池田さんは、大学1年時の人生初国際大会に帯同していただいたコーチで、その時をきっかけに、「池田さんの下で柔道をしたい」という想いを抱き、大学卒業後は当時池田さんが所属していた自衛隊体育学校に進みました。池田さんは、優しさと厳しさを兼ね備え、存在感のない私を大勢の中でもすぐ見つけられるほど視野が広く、ユーモア溢れるコーチでした。選手の為に身を粉にして働いていた池田さんを心から尊敬するとともに、指導者として目標にしています。
高校まで日本一になったこともなければ、強化選手になったこともなかった私は、大学に入ってから一気に成績が出て、これまでと全く違った世界に戸惑いと不安を感じていました。全日本合宿は多いし、しんどいし、海外は遠いし食べ物合わないし、周りの選手は強いし・・・そんなことを思いながら過ごしていたのを覚えています。しかし、その時手にした漫画の、主人公の過酷な境遇・努力・考え方読み、自分の悩みがいかに小さいかを知りました。それから、くじけそうになるたびに漫画を読んでメンタルを保ってきたので、私は漫画なしでは絶対に強くなれなかったと思います。
『ムリしない』をモットーにこれまで取り組んできたので、大きな怪我もなく、自分が納得できるまで柔道を続けることができました。これは、『頑張ってない』と思われがちですが、自分の中の『ムリ』の基準を徐々に高めていくことで、高い強度で休まず継続的に稽古を積み重ねられ、結果に繋げられると思っています。
現在は、母校である山梨学院大学で後輩達の指導をしています。学生達には、『ムリしないこと』と『メンタル安定剤を探すこと』を大事にするよう伝えています。今後も微力ではありますが、少しでも山梨学院大学に貢献できるよう努力して参ります。

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