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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.173:早川真貴子さん

プロフィール
早川 真貴子(はやかわ まきこ/旧姓:大友)1989年 東京都生まれ
コマツ
講道館柔道女子四段

主な戦績:
2013年 全日本選抜柔道体重別選手権大会 準優勝
2014年 グランプリ・ウランバートル 準優勝
2015年 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 3位

この度は、JJ Voiceという素晴らしい企画に参加する機会をいただきありがとうございます。
ご紹介いただいた髙市さんは、私が所属しているコマツの一期下の後輩にあたります。入社当時、彼女はまだ19歳。私より5歳年下でしたが、柔道への向き合い方や考え方、畳を降りた後の振る舞い、そして常に前向きな姿勢に、当時からたくさんの刺激をもらっていました。少しお茶目な一面もあり、そのギャップも彼女の魅力のひとつです。今では家族ぐるみで仲良くさせていただき、何でも相談できる妹のような存在です。

私は5歳から柔道を始め、2016年11月の講道館杯を最後に現役を引退しました。
世界を目指して夢中で柔道に打ち込んできましたが、肝心な場面で勝ち切れなかったり、なかなか結果が出なかったりと、挫折を味わうことの方が多く、正直に言えば思い描いていたような競技人生ではありませんでした。
それでも、柔道を続けてきて本当に良かったと思うことは数えきれませんし、結果が出ない中でも踏ん張り続けることができたのは、たくさんの素晴らしい出会いに恵まれていたからだと思います。
何度負けても熱く指導してくださった先生方。苦楽を共にした仲間。私を成長させてくれたライバルたち。どんな結果でも変わらず応援してくださった会社の皆さん。多くの方々に支えていただき、励まされて私は22年間も柔道を続けることができました。

引退後は、そのままコマツで会社員として働く道を選びました。満員電車での通勤や慣れないデスクワークなど、柔道中心の生活から一変し、最初は戸惑うことや悩むことも多くありました。当時27歳。会社のことは何も分からず、右も左も分からない状態でしたが、上司や先輩、同僚に恵まれ、分からないことを一つひとつ丁寧に教えていただきました。特に、仕事を始めたばかりの頃に研修や勉強会の機会を多く設けていただき、そこで学んだことは、どんな仕事においても私の基礎となり、今も大きな支えになっています。本当に感謝しています。

現在は二人目の子どもの育児休業中で、毎日公園へ行くことが日課になりました。柔道や仕事に打ち込んでいた頃とはまた違った悩みや壁にぶつかることもありますが、そんな時に私を支えてくれるのは、やはり柔道で培ってきた心と体、そしてこれまでに出会ってきた人たちです。
かつてのライバルや憧れの先輩とは、今ではママ友になり、子育ての相談をしたり、柔道の思い出話をしたりする時間が、私にとって大切な癒しのひとときとなっています。
これまでの出会いがあったからこそ、今の私があります。支えていただいた方への感謝を忘れずに、そして、これからも人とのご縁を大切にしながら、過ごしていきたいなと思っています。

 

※女子柔道の振興ページではJJ Voiceコラムのバックナンバーをはじめ様々な情報を掲載しています。
こちらから是非ご覧ください。

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