2024年7月5日(金)から7日(日)にかけて、令和6年度競技力向上事業(※)を活用し、2024年度第2回知的障がい者柔道(ID柔道)強化合宿を日本文化大学(東京都八王子市)にて開催いたしました。
合宿には、ID柔道強化選手(全レベル対象)21名に加え、選手の帯同者および全日本柔道連盟知的障がい者柔道振興部会のメンバー等14名の計35名が参加しました。
今回の合宿では、新たな試みとして「フィジカルトレーニング」を実施しました。普段はあまり行わない体幹を鍛えるトレーニングに、選手たちは疲労を感じながらも、熱心に取り組む姿を見せていました。
柔道の練習では、日本のID柔道のルールで現在禁止されている捨て身技や膝をついた技を用いなくとも実践的な柔道ができるよう、技の理合いや自然体の重要性をテーマにした打ち込み練習や反復練習、さらにそれらを意識した乱取り稽古を中心に行いました。
また、練習後にはインテグリティ研修会やアンチ・ドーピング研修会を実施するなど充実した内容で合宿を行うことが出来ました。
※ID:Intellectual Disability(知的障がい)
※競技力向上事業は、日本スポーツ振興センターが行っている助成事業になります。