November 19, 2019

【ポトマック通信】柔道が結んだきずな(06.12.5産経新聞掲載記事より)

【ポトマック通信】柔道が結んだきずな(06.12.5産経新聞掲載記事より)

 北米で長年、日本の柔道の普及に努めてきた日本人柔道家たちの日米交流への功績に謝意を表するディナーパーティーが2日夕、加藤良三駐米大使の主催で同大使公邸で催された。招かれたのは米国五輪チームの監督などを務めた米塚義定氏(日大卒)はじめ、鹿子木量平(同)、宮崎剛(慶大卒)、篠原一雄(明大卒)、本井文昭(早大卒)、竹内久仁子(日体大卒)各氏ら米国各地でもう30年、40年と指導にあたってきた師範たち合計22人だった。

そのなかには9・11テロの“第4の旅客機”でハイジャック犯に挑み、ホワイトハウス突入などを阻んだ米人乗客ジェレミー・グリック氏に柔道を教えた小笠原長泰氏(国士舘大卒)や、カナダの柔道を育てた中村浩之氏(中大卒)、日本から特別参加した全日本学生柔道連盟の植村健次郎副会長(慶大卒)も含まれた。

加藤大使は3年前にもこれら北米柔道指導者を招いたが、日ごろ米国やカナダの社会に没入して日本側との接触の少ない人が大多数のため、再度の交歓と激励となった。

同大使は「みなさんが柔道の普及を通じて日米両国に深いきずなを築き、価値観の共有をも進めたことを称賛したい」とあいさつし、自分自身の少年時代の柔道体験をも披露しながら出席者と歓談した。

(古森義久)

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大使館での集合写真