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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.40 米富芳美さん

プロフィール

米富 芳美(よねとみ よしみ/旧姓:七條)1982年 宮崎県生まれ
比叡山中学校・高校 教諭
講道館柔道女子四段

主な戦績:

2003年 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 70kg級 優勝
2004年 世界学生柔道選手権大会(モスクワ)70kg級 優勝
2006年 全日本実業柔道個人選手権大会 70kg級 優勝

皆さんこんにちは。米富芳美と申します。
今回、私自身のことをお話しさせていただく機会をいただき、大変光栄に思います。

まず、私の自己紹介をしたいと思います。宮崎県で生まれ育ち、小学一年生の頃父の影響で柔道を始めました。父からは柔道の基礎、楽しさを教わりました。高校は親元を離れて福岡の高校に進学しました。高校時代の恩師、園田義男先生には毎日稽古をつけていただき、鍛えてもらいました。園田先生は、「相手に勝つためには、まず自分自身に勝たなくてはいけない。」とよくおっしゃっていました。先生は3年前に亡くなられましたが、この言葉は今も私の心に残っています。その後は東海大学に進学しました。東海大学には男子も女子も世界を目指しているトップ選手がたくさんおり、良い刺激を受けました。高校生までは、ただがむしゃらに練習すれば強くなれると思っていましたが、怪我などが重なり、練習ができないときにトレーニング方法、食事、体のケアなど様々な角度から自分自身を見つめ直しました。大学卒業後は3年間了德寺学園で選手を続け、25歳の時に現役選手を引退しました。18年間の現役生活を振り返ると、最終目標を達成することはできませんでしたが、たくさんの大切な仲間に出会い、楽しいことも辛いこともいっぱい経験しました。この18年間の経験が今の自分を支えていると思います。

現在は比叡山中学・高校の保健体育教師として勤務し、柔道部の指導を行っています。教員になり13年目になりますがこの13年間で身の回りの環境が目まぐるしく変化していきました。結婚し、出産して2人の子どもの母となりました。教員としての仕事、柔道部のこと、家庭のことなどやらなくてはいけないことが何倍にも増えました。すべてにおいて中途半端な自分を責めて、仕事を辞めようと考えた時期もありました。たくさん悩みましたが、職場の同僚に恵まれて、サポートしていただいたことや柔道部の保護者にも子育ての先輩として温かく見守っていただいたことなどが本当にありがたかったです。何よりも仕事にやりがいを感じていましたし、どんなときも諦めず、プラスの選択をしていこうと思っていました。5年後、10年後に振り返ったときにもっと頑張っておけばよかったなという後悔だけはしたくなかったので現在まで続けてくることができました。柔道部の指導においても、選手達に後悔することがないように精一杯やりきって欲しいと思います。どんなに努力しても結果が出ないこともあります。しかし、無駄な努力はありません。柔道を通して仲間と出会い、人間として成長して欲しい。そして、社会に出て自分の居場所で輝ける人材になることを願っています。私自身もまだまだ目標に向かってチャレンジする気持ちを忘れずに頑張っていきたいです!!

次回は、米富さんの大学、実業団(東海大学→了德寺学園)時代の後輩にあたる今井優子さんが登場します。

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