IJFアスリート委員会委員長に岡田弘隆氏選出!!

IJFアスリート委員会委員長に岡田弘隆氏選出(09.10.18)

 2009年10月18日、国際柔道連盟(IJF)のアスリート委員会によって岡田弘隆氏(筑波大学・全日本柔道連盟強化委員)が委員長に選出されました。委員長選挙には岡田氏のほかにフランスの現役選手のフレデリク・ジョシネ氏が立候補したが、8票中5票を獲得した岡田氏が委員長となった。

IJFアスリート委員会に岡田弘隆氏大差で選出(09.8.30)

 ロッテルダム世界柔道選手権大会において、IJFとしてはじめてのアスリート委員会の委員選挙が行われ、日本から立候補した岡田弘隆氏(筑波大学)が他の候補者に大差で見事アジア代表として選出された。

IJF教育委員会は、IJF規約に沿いまたビゼールIJF 会長の推奨に従って、IJFに新しく設立されるIJFアスリート委員会・委員選挙のロッテルダム世界選手権大会での実施を進めてきた。選挙には5大陸から計21名の候補者が立候補し、アジアからは岡田氏を含め6名が立候補した。有権者は今大会にエントリーした543名の各国選手で、投票は大会初日の8月26日から28日までの3日間大会会場(Ahoyスポーツホール)で行われ、投票数は半数以上の286票であった。

岡田弘隆氏は、1987年エッセン・1991年バルセロナ世界選手権のチャンピオンで、1992年バルセロナオリンピック銅メダリスト。また、日本ナショナルコーチを北京オリンピックまでの12年間務め、現在は筑波大学柔道部総監督。岡田氏は日本ナショナルコーチとして世界各国の大会、合宿等に参加し、各国の選手・コーチへの知名度も非常に高い。またこれまでの世界各国への指導者派遣や各国チーム受け入れに加えて、筑波大学においても世界中から数多くのチーム・選手を一年中受け入れており、今回の選挙ではその地道な活動が各国選手に高く評価された結果だと考えられる。講道館7段、42歳。

投票結果

アジア 岡田弘隆(日本):135票

Zhitkeyev Askhat(カザフスタン、北京OG銀メダリスト):69票、Min-Ho Choi(韓国、北京OG金メダリスト):33票、Tong Wen(中国、北京OG金メダリスト):20票、Miran Mahmoud(イラン):3票、Naidan Tuvshinbayar(モンゴル、北京OG金メダリスト):0票

アフリカ Anis Lounifi(チュニジア):117票

Mr. Anis Lounifi:31歳、2001年世界チャンピオン

Salima Souakri(アルジェリア):53票、Emada El Din El Sayed(エジプト):36票、Priscilla Chery(モーリシャス):20票、Jose Mba Nchama(赤道ギニア):8票

ヨーロッパ Frederique Jossinet(フランス):61票

Ms. Frederique Jossinet:33歳、2004アテネOG銀メダリスト、2003,2005世界選手権銀メダリスト、2007,2009世界選手権銅メダリスト

Igor Makarov(ベラルーシ):55票、Urska Zolnir(スロベニア):40票、Edith Bosch(オランダ):35票、Miklos Ungvari(ハンガリー):33票、Ariel Zeevi(イスラエル):16票、Niel Eckersly(イギリス):7票、Robert Krawczyk(ポーランド):5票

オセアニア Dennis Iverson(オーストラリア):178票

Mr. Dennis Iverson:28歳、1999年-2008年オセアニアチャンピオン、対立候補なし

パンアメリカ Leandro Guilheiro(ブラジル):191票

Mr. Leandro Guilheiro:26歳、2004アテネOG、2008北京OG銅メダリスト、対立候補なし

IJF指名

1.Mr. Naidan Tuvshinbayar:モンゴル、25歳、北京OG金メダリスト

2.Ms. Tong Wen:中国、26歳、北京OG金メダリスト

3.Mr. Ole Bishof:ドイツ、32歳、北京OG金メダリスト

4.Mr. Tamerlan Tmenov:ロシア、アテネOG銅メダリスト、アテネOG銀メダリスト

IJFアスリート委員会(Athletes Commission)

1. 構成

アスリート委員会(AC)は現役の選手とIJFを繋ぐ委員会となる。ACメンバーは9名の現役選手及び引退した選手によって構成される。

各大陸選出の5名のメンバーは、オリンピック直後の世界選手権大会において選出され、任期は4年間。

4名のメンバーはIJF理事会によって指名される。

この9名のメンバーの中から1名の委員長を選出する。

AC委員長は、IJF理事会においてAC関連の議題がある際、会議に招待される。

2.責任

ACは、IJF理事と会合を持ち、その推奨事項を発表する。

ACは、選手の要望が保証されるよう、各世界選手権大会の準備に関わる。

ACは、選手の教育や引退後の生活保障等に取り組む。

ACは、女性の柔道競技への参加増加に取り組む。

3.資格条件

ACメンバーとなる資格は以下の通り:

候補者は18歳以上であること

候補者は、過去にオリンピック、または世界選手権大会に参加したことがある選手で、スポーツ選手としてのキャリアの間、ドーピング違反を一度も犯していないこと。

4.選挙

立候補者は各国IJF加盟メンバーから1名。

投票は立候補者リストの中から各大陸1名ずつ5名を投票。

各大陸で一番多くの投票を獲得した候補者が、各大陸代表のACメンバーとなる。