男女混合団体戦日本、世界選手権団体8連覇ならずオーストリアウズベキスタン4-2 日本ブラジル出場国がちょうど16か国ということでシー8 ドはなく、前回王者である日本も1回戦から試合が組まれました。【1回戦】日本 4-0 [70㎏]の寺田宇多菜がデングに「指導3」反則で勝利して先行し、[90㎏]の田嶋剛希は横四方固、そして[70㎏超]新井万央が不戦勝で3-0とし、最後は[90㎏超]中野寛太が大外刈でボルチャシビリに一本勝ち。幸先のいいスタートを切りました。【準々決勝】日本 4-2 [90㎏]の田嶋、 [70㎏超]の新井が一本負けし日本はいきなり大ピンチを迎えましたが、[90㎏超]の中野が強敵ツロボエフに小内刈「有効」で優勢勝ちして1点を返すと、続く[57㎏]の渕田萌生が、アミノワの反則負け(相手の軸足を内から刈ったため)で勝利し2-2の同点。ここから[73㎏]田中裕大が内股「技あり」、[70㎏]寺田が大外落で一本勝ちし逆転勝利を収めました。【準決勝】ジョージア [70㎏超]髙橋瑠璃が内股で一本勝ちして先制しましたが、[90㎏超]の中野がツシシビリに小外掛で一本負け。続く[57㎏]の玉置桃がリパルテリアニに浮技で一本負けし、[73㎏]田中裕大も隅落で敗れ絶体絶命。[70㎏]の寺田が内股すかしで一本勝ちして踏ん張りましたが、[90㎏]の村尾三四郎がベカウリに隅返で敗れ、日本の敗退が決まりました。【3位決定戦】日本 4-0 気を取り直して3位決定戦に臨んだ日本。[90㎏超]中野が内股「技あり」で先制すると、[57㎏]玉置は送襟絞、[73㎏]石原樹が背負投でともに一本勝ちして一気に3-0。最後は[70㎏]の、好調・寺田がシウバに背負投で一本勝ち。快勝で銅メダルを確保しました。菜が強敵シウバにGS延長、背3位決定戦。4人目の寺田宇多負投で一本勝ちし3位を決めた優位に攻めて、内股「技あり」で準々決勝。5人目の田中裕大が優勢勝ちして逆転に成功3位決定戦。先鋒の中野が内股「技あり」で先取点準決勝でジョージアに惜敗も3位決定戦で快勝し銅メダル確保特集◎2025ブダペスト世界選手権大会■入賞チーム優 勝:ジョージア準優勝:韓国第 3 位:日本、ドイツ【試合結果】▶ 1 回戦日本 4 - 0 オーストリア▶準々決勝日本 4 - 2 ウズベキスタン▶準決勝日本 2 - 4 ジョージア▶ 3 位決定戦日本 4 - 0 ブラジル【+ 90㎏】中野寛太○ GS 技あり△ L. ゴンザルヴェス【- 57㎏】玉置桃○送襟絞△ J. リマ【- 73㎏】石原樹○背負投△ V. アルディナ【- 70㎏】寺田宇多菜○ GS 背負投△ R. シウバ【- 90㎏】村尾三四郎- R. マセド【+ 70㎏】髙橋瑠璃- B. ソウザ個人戦の翌日に行われた男女混合団体戦には16か国がエントリー。以前は、男女のどちらかが戦力的に劣る国などもありましたが、各国でのウィークポイントの強化が図られ、全体的なレベルアップが顕著となっています。そんな中で行われた今大会。日本は初開催の2017年から連覇を続けてきましたが、今大会では準決勝でジョージアに無念の敗退。それでも3位決定戦はブラジルに4-0で快勝し銅メダルを獲得しました。まいんど vol.45準々決勝。日本は2点先行されるピンチを迎えるも、中野がツロボエフにGS延長の末、小内刈「有効」で勝利準決勝。髙橋瑠璃が内股で一本勝ちして日本が先制3位決定戦。3人目の石原樹が背負投で一本勝ち3位入賞を果たした日本チーム
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