(九州ブロック代表 黒岩浩隆)(四国ブロック代表 (4月6日(日) 福岡県福岡国際センター)ラブチームの存続に影響しています。また、中体連の大会は学校教員が運営をしていくため教員不足が影響し、これからはクラブチームの指導者の協力なしでは成り立たない状況です。クラブチーム参加の問題として1年ごとに所属が変更し、勝利至上主義になるモラルの問題も話題となりました。そんななか、大分県や福岡県、熊本県などが、中学校から始めた生徒の活躍の機会を与える活動(大会の開催や初心者向けの講習など)や沖縄県では県の協会が中心となり、幼児から高齢者まで老若男女が同じ環境で柔道ができる活動を企画し、普及発展に努めています。こういった活動が広がり、柔道がさらに発展していくことを願っています。梶谷宗範)等がないことや大会に出場するための経費(参加費、会場までの交通費、宿泊費等)の負担が大きいことが挙げられます。県大会で上位に入賞し、ブロック大会や全国大会への出場権を得ても、市町村からの経済的援助がない地域が多く、地域クラブや保護者の大きな負担になっています。次に指導者の確保です。地域クラブがあっても、ほとんどの指導者はボランティアで活動しています。土日なら仕事が休みの日もありますが、平日の16時~18時は多くの指導者も仕事をしています。仕事を休んでまで地域クラブの指導はできないので、結局、平日は教員が指導に当たるのではないでしょうか。また、中学校の部活動がなくなってしまうと、中学校から柔道を始める生徒がいなくなったり、柔道経験者が中学校で柔道をやめてしまったりするのではないかと危惧しています。このような課題を少しずつ解決し、地域展開を進めていかなければなりません。会議には、全柔連中里壮也専務理事、田中裕之普及振興部長にも参加していただきました。【九州ブロック協議会】九州ブロックの共通した問題点として競技人口の減少があります。部活動やク ▲梶谷宗範代表▲沖縄県で行われた普及事業の様子▲大分県では1年生大会を開催▲黒岩浩隆代表
元のページ ../index.html#16