まいんど vol.38 全日本柔道連盟
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午前午後9月25日(月)基本動作・手技体力テスト・投の形9月26日(火)投の形足技9月27日(水)腰技・真捨身技横捨身技・抑込技9月28日(木)絞技・関節技投の形試験9月29日(金)投技・固技試験リハーサル投技・固技試験9月30日(土)修了式▲講道館の技100本を5日間に渡り改めて学び直した▶IJFアカデミー実技講習会参加メンバーのシンポジストを指名させていただきました。まず、この分野を牽引されている能瀬さやか先生(国立スポーツ科学センター)から女性アスリートの月経対策の現状についてお話をいただきました。医科学委員会からは、稲川郁子先生(日本体育大学)が、女性の生涯柔道について競技柔道引退後の女性柔道家の実態調査から考察され、寺崎綾音先生から、医科学委員会で進めてきた、『女性柔道選手の減量・月経がコンディションに与える影響と指導者の理解力についての実態調査』について報告していただきました。現状の問題点や今後の展望などについて活発な意見交換が行われました(写真1)。 さらに、一般演題に幅広い領域の演題が集まり、それぞれに熱い議論が交わされ、大変有意義な研究会となりました。研究会のあとは、4年ぶりに懇親会を開催し、参加者の親睦を深めることができました。本会の開催にご尽力いただいたみなさまに、紙面をお借りして感謝申し上げます。 2024年度の第11回柔道医科学研究会は、神谷宣広先生(医科学委員会委員/IJF Medical Commission 天理大学)を会長として奈良県で開催される予定です。(第10回柔道医科学研究会事務局/医科学委員会委員 柵山尚紀)国際委員会IJFアカデミー実技講習会実施報告 IJFの指導者資格を取得するために必要なIJFアカデミー実技講習会が、下表のようなスケジュール、内容で実施され、8つの国・地域から14名が参加しました。■日程:2023年9月25日(月)〜30日(土)■場所:講道館■参加者:IJFアカデミー講師8名、受講生14名(オーストラリア、ブルガリア、香港、日本、韓国、モンゴル、アメリカ、ベネズエラ)■スケジュール(左表参照) 投の形および投技68本、固技32本から構成されている講道館の技100本について、崩し・作り・掛け、右組・左組の場合、前に引き出す・後ろに追い込む等、丁寧な指導が5日間に渡り行われ、全員に無事、修了証が授与されました。

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