まいんど vol.38 全日本柔道連盟
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委員会 Information全柔連各種委員会から情報をお届けするページです。委員会の活動状況や、お知らせがありますので、お役立てください。Information〜委員会と柔道家をつなぐ伝言板〜委員会▶柔道のウィメンズヘルスに関するシンポジウムでは活発な意見交換が行われた▼第10回柔道医科学研究会の出席者医科学委員会第10回柔道医科学研究会開催報告 2023年7月29日(土)に、大江裕一郎会長(全日本柔道連盟医科学委員会委員・評議員・国立がん研究センター中央病院 副院長)のもと、第10回柔道医科学研究会が講道館で開催されました。 新型コロナ感染症が2023年5月に第5類へ移行しましたが、終息したとは言い難い状況が続いています。一方で、国内外での学会活動は、コロナ禍以前に戻りつつあり、そのような状況も鑑みたうえで、今年度は現地参加のみ、対面での研究会としました。 基調講演として、ID(Intellectual Dis ability)柔道に関わってこられ、昨年度から医科学委員会特別委員に就任いただいた宮崎伸一先生(中央大学法学部)より「競技性の高いID柔道の現状と今後の展望」と題したご講演をいただきました。ID柔道を医科学委員会で取り上げたことはなく、ダイバーシティを目指していく昨今の状況で、タイムリーなお話を拝聴することができました。 大江会長は、医科学委員会のなかに置かれている、アンチ・ドーピング部会のリーダーを長く務めておられます。会長講演では、これまでの活動を振り返り、『全日本柔道連盟でのアンチ・ドーピング活動』について柔道競技を中心としたアンチ・ドーピングの歴史と現状について詳しくお話いただきました。 また、今回の目玉企画として、新たに医科学委員会が力を入れている、柔道のウィメンズヘルスについて、『女子アスリートにおけるコンディションチェックの現状と課題』と題したシンポジウムを組み、3名

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