まいんど vol.37 全日本柔道連盟
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全柔連各種委員会から情報をお届けするページです。委員会の活動状況や、お知らせがありますので、お役立てください。Information〜委員会と柔道家をつなぐ伝言板〜委員会東京都大田区羽田5-3-1スカイプラザオフィス12階■本社〒144-0043☎03-6423-9311国際委員会国際柔道連盟2023年総会報告2023年の国際柔道連盟総会が、カタール・ドーハにて世界選手権大会初日の3日前となる5月4日に開催されました。ビゼール会長、そして地元カタールのオリンピック委員会会長、シェイク・ジョアン・ビン・ハマド・アル=サーニー氏の歓迎あいさつの後、議題に沿って進行されました。2021年のハンガリーでの総会以降の2年間の活動について、ビゼール会長、ルージェ事務総長、アルタミーミ財務総長、そして監査報告の順に発表が行われました。また規定の変更も実施され、主なものとして、「各国の連盟は柔道以外の他の国際連盟に加盟することができない」との条項が追加されました。(移行期間として最大2年の猶予期間を設ける)続いて、ヘッド審判理事のバルタ氏より、東京オリンピックでは、柔道が参加国数の多さで、再度、全競技中3位となり、予選プロセスにおいて、初めて完全な男女平等(大会時の男女比は51:49)が実現したとの報告がなされました。また、2024年パリ・オリンピックのテストイベントは、2023年8月29日、30日に開催され、本大会は2024年7月27日から8月3日の期間に開催されることも併せて報告されました。最後に、IJFはワールドコンバットゲームズの組織に参加し、10月23日にサウジアラビアのリヤドで混合団体戦が開催され、5大陸から14チームが集う大会となることの報告で締めくくられました。ラスコーヘッド審判理事からは、東京オリンピック後の12点のルール改正のプロセスやその伝播、浸透法についての説明がなされ、審判員のトレーニングや試合の統計等の報告も行われました。メリジャ教育コーチング理事より、各地での技術講習会や奨学金の割り当て、マスターコーチライセンス、柔道衣コントロール、世界形選手権大会等についての報告が行われました。その後、各大陸会長からの報告、続いて各委員会の活動の発表がありました。主なものとして、メディア・マーケティング委員会より、ソーシャルネットワーク上でのフォロワー数、リーチ数、1日あたりの閲覧数等の点で、国際連盟のトップ10に位置していること、マインクラフトを通じて若い年齢層への訴求、また『JUDOTV』でのライブストリーミング等、多岐にわたるチャンネルを通じて柔道を世界中にアピールしている点等が報告されました。その後、ウクライナの会長より、ロシアとベラルーシの選手たちの大会参加につい

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