まいんど vol.36 全日本柔道連盟
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48㎏級表彰。右から2人目が優勝の角田。右隣が3位の古賀48㎏級3位決定戦。古賀若菜がポン(フランス)から大外刈「技あり」奪取52㎏級表彰。左から2人目が優勝の阿部52㎏級準決勝。阿部がライバル・ブシャール(フランス)に豪快な大外刈で一本勝ち48㎏級決勝。角田夏実が得意の巴投でブクリ(フランス)に快勝阿部詩が圧勝で4度目のV!角田が3連覇、新添は初優勝、素根は涙の復活優勝飾る■女子【48㎏級】大会3連覇を狙う角田夏実(SBC湘南美容クリニック)と昨年準優勝の古賀若菜(山梨学院大学4年)が出場。角田は巴投と腕挫十字固という必殺技を駆使して勝ち進むと、準決勝でも難敵ポン(フランス)に片羽絞を極めて決勝進出を果たしました。一方の古賀も好調に準決勝まで進みましたが、フランスの強豪ブクリに隅返「技あり」で惜敗。角田は決勝戦では古賀を破ったブクリをまったく問題にせず巴投で完勝。オール一本で優勝を決めました。古賀もポンに大外刈で快勝。3位を確保しました。【52㎏級】世界大会で負け知らず。世界選手権は4度目の優勝となる阿部詩(パーク24)が今大会も圧倒的な強さを見せました。勝負所と見られた準々決勝のブシャール(フランス)に大外刈、そして準決勝の、東京オリンピック48㎏級金メダル・クラスニキ(コソボ)とのゴールドゼッケン対決でも背負投と横四方固で合技「一本」。決勝のケルディヨロワ(ウズベキスタン)にもつけ入るスキをみせず崩袈裟固で完勝。まさに向かうところ敵なしの強さでした。【57㎏級】昨年準優勝の舟久保遥香(三井住友海上)は、得意の寝技と持ち前の粘り強さで勝ち上がり、準決勝でもボズクルト(トルコ)を横四方固で破って決勝進出。決勝は今大会絶好調の出口クリスタ(カナダ)との対戦。舟久保は果敢に前に出ていきましたが、大内刈で「技あり」を取られたあと、山嵐で投げられて一本負け。決勝は力を出す前に勝負が決してしまったような印象でした。【63㎏級】昨年優勝の堀川恵(パーク6まいんど vol.36

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