まいんど vol.35 全日本柔道連盟
22/48

「大野、パリに来て!」多くのフランス人が熱いメッセージを送っているL'Esprit du Jud*You can read and subscribe to the magazine in English version herehttps://spiritofjudo.com/2016年プレオリンピック合宿でテディ・リネールを内股で投げる大野将平ⒸPaco Lozano/Spirit of Judoコメントが寄せられています。天理の天才への敬意の表れ、彼の並外れた実績、そして何よりも彼の素晴らしい態度、彼の完璧な敬礼と並外れた技術表現は、フランスで非常に人気があります。ショックですが、フランス国民にとっては、2022 年の最後の数週間でますます現実的な結果になってきました。独占インタビューでの 微妙な言葉に引退の予感彼と密接な関係を築き、日本をテーマにした100号のトップページを彼に捧げることができた雑誌L'Esprit du Judoの、彼の独占インタビュー中での、3度目のオリンピック・チャンピオンに対する問いかけに、彼の言葉の微妙なところに予感がありました。講道学舎の元柔道家が「柔道の守りの本質、教えてもらったすべての柔道、伝統の尊重、柔道家の姿勢・生き方の特異性」を守ると同時に、彼はまた彼の疲れを告白しました。「去年の5月から、時間をかけて、休んで、考えて、自分のペースで、気分が乗ったときに道場に行って、少し汗をかく、そういう練習をしています」。彼は非常に率直な口調で説明したので、それはほとんど驚きと困惑でしたが、明らかに休息とモチベーションとそして再び勝利を目指すためのスイッチを求めていました。そして、「柔道で唯一のオリンピック3連覇を達成した野村忠宏氏と並ぶという目標はありますか?」という質問に、大野は次の数週間(後の試合)にほとんど希望を持たず、「天理で細川伸二先生と忠宏さんと一緒に夕食をとりました。忠宏さんは、現在のオリンピック予選ルールでは、おそらく3回連続でオリンピックに出場することはできなかっただろうと語りました。多くの要因を考慮する必要があります。コロナ禍、ランキングリスト、競争の倍率……。私に関する限り、私は休養後にこれらすべてについて考えます。今の私の目標は、できるだけ休むことです。心を休め、エネルギーを再構築して、次の目標に向けて取り組むことができるようにする必要があります。いろいろな問題、特に審判を考慮した競技として、柔道をもう一度見直さなければなりません。それらが成功したら、パリのことを考えます。 今のところ、いつ国際大会に戻るかはわかりません。パリ五輪は……テディ・リネールに任せようかな(笑)。11月28日月曜日、大野の側近からのL'Esprit du Judoへのメッセージでこの話が確認されました。「将平は最終的に東京グランドスラムに出場することはありません。パリへの道は彼にとってほぼ決定的に閉ざされています。彼はモチベーションを見出だすことができません」。無敵の大野~2014年から日本人以外の相手に負けなし~。入り混じった疲れと疑問、世界の柔道は、もはやその至宝を守ることができなかったと言えるでしょう。そして、フランスの柔道家たちは、史上最高の中量級の軌跡がそこで止まってしまったことを悲しんでいます。男子フランスチームのスタッフはすっかり入れ替わってしまい、長い間日本のメジャーなコーチを待っていたにも関わらず、実現していません。おそらく彼も井上康生、金丸雄介、海老沼匡のようにイギリスに行くでしょう…。でも大野、パリに来て!(一部敬称略)(訳:ピエール・フラマン/広報委員)

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る