まいんど vol.33 全日本柔道連盟
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【直前特集】2022年世界選手権大会初日の48㎏級には、東京オリンピック銀メダルの渡名喜風南と昨年の世界選手権で王者となった角田夏実の2人が出場。海外勢では今年好調のブクリ(フランス)とフィゲロア(スペイン)が有力です。2日目の52㎏級には、東京オリンピック金メダル、日本のエース阿部詩が登場します。48㎏級から階級を上げたクラスニキ(コソボ)との金メダリスト対決も必見ですが、東京オリンピック決勝で死闘を演じたブシャール(フランス)との戦いも激戦必至。目の離せない戦いとなりそうです。3日目の57㎏級日本代表は舟久保遥香。世界初挑戦となります。有力選手は、東京オリンピック金メダルのジャコヴァ(コソボ)、銀メダルのシジク(フランス)、銅メダルのクリムカイト(カナダ)。舟久保にとって、どの選手も難敵と言えそうです。4日目の63㎏級も、堀川恵が世界初挑戦。強敵は、東京オリンピック銅メダルのブーシェミン(カナダ)、しぶとく安定感抜群のレンシャル(イギリス)、昨年の世界選手権2位のレスキ(スロベニア)など。5日目の70㎏級には、日本から田中志歩と新添左季の2人が出場。日本の第一人者を決定する試合と言っても過言ではありません。外国人有力選手は東京オリンピック3位のタイマゾワ(ロシア)と昨年の世界選手権王者のマティッチ(クロアチア)。6日目の78㎏級には東京オリンピック王者の濵田尚里が登場。最大の強敵は東京で決勝を争ったマロンガ(フランス)、過去の対戦成績は濵田の3勝4敗。今回も激戦が予想されます。7日目の78㎏超級の代表は冨田若春。冨田が初の世界挑戦をものにできるのか注目されます。ライバルは東京オリンピック2位のベテラン、オルティス(キューバ)と同3位のディッコ(フランス)。最終日(13日)は男女混合団体戦。東京オリンピックではフランスに敗れたものの世界選手権は4連覇中。V5を目指します。70kg級田中志歩48kg級 渡名喜風南57kg級 舟久保遥香52kg級 阿部詩48kg級 角田夏実女 子WOMEN63kg級 堀川恵78kg級濵田尚里70kg級新添左季78kg超級冨田若春13まいんど vol.33

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