公認柔道指導者資格制度

全日本柔道連盟では柔道指導者の資質向上と正しい普及発展を目的として、平成20年に指導者養成プロシェクトを立ち上げました。そして日本柔道の将来を見据え、今後の柔道指導者は最新の医科学的な知識を熟知し、様々な情報を有意義に用いて安全かつ効果的な指導を行えるように資質向上を図り、社会的信用と認知度を高め、地位を確保する事を目的に、平成25年度より公認柔道指導者資格制度を完全導入することになりました。
本制度は、すべての指導者が資格取得によってその指導力を証明すると同時に、定期的な更新講習を通して継続的な指導力向上を行うものです。
多様化する現代においては、指導者に求められる役割と責任がますます大きくなっています。多くの指導者が公認指導者資格を取得し、継続的に研修活動を行うことで、多くの知見を得て、経験を言葉にそして知識を知恵に変換してより良い指導を行って頂きたいと思います。