グランドスラム東京2011 2日目

グランドスラム東京2011 2日目

大会2日目、73kg級・81kg級・90kg級の男子3階級と、57kg級・63kg級の女子2階級が行われ、中矢力、秋本啓之、松本薫、上野順恵らが勢揃い。男子2つ、女子1つあわせて3つの金メダルを獲得した。

≪男子≫
【73kg級】
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昨年の世界チャンピオン・秋本と今年のチャンピオン・中矢との準決勝での直接対決に注目が集まった。勝ったのは、秋本。得意の背負投で中矢から一本を取った。決勝はそのままの勢いで斉藤を準決勝で倒したイサエフ(ロシア)を下し、堂々の金メダルを獲得した。大束は残念ながら予選ラウンドで姿を消した。
秋本啓之
「今日は自分の柔道をしようと思って試合に臨みました。ここのところ、背負いの形が崩れて悩んでいましたが、今日はそれが効いたので自信になった。ロンドンへの戦いは始まったばかり。来年は一つひとつチャンスをものにしていきたい」

【81kg級】
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世界の壁が厚い男子の81kg級。平均21・5歳の若い日本代表4名がその壁に挑戦した。中井以外、川上、長島、春山の3名は国際大会の経験はあまりなかったが、堂々とした戦いを見せ、川上、長島の2人が決勝ラウンドに進出。川上が決勝まで駒を進め、強豪ギヘイロ(ブラジル)から一本を奪って、ロンドン代表に名乗りを上げた。
川上智弘
「ポイントをリードされていたので、前に出て行ったのがよかったのだと思います。頑張ってきてよかった。来年はオリンピック目指して頑張ります」

【90kg級】
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世界選手権で2つの銀メダルを獲得している西山(大)、ベテラン小野、そしてこの大会の昨年の覇者・西山(将)と吉田が打倒・イリアデス(ギリシャ)に挑戦した。しかし、西山(大)、小野、吉田は決勝ラウンドを前に敗退。イリアデスも姿を消し、決勝まで勝ち上がったのは西山(将)、とイリアデスを倒したゴンザレス(キューバ)。すべての試合をゴールデンスコアで戦ってきた西山は決勝の舞台でもスタミナを見せ、大会2連覇を達成した。
西山将士
「結果として勝ったけれど、試合内容が……。(4試合ゴールデンスコアを戦ったスタミナは)気合いです。全体に運がついていたと思います。オリンピックは気合いだけじゃなんともならない。思い切ってやるしかないので、またしっかり練習して頑張ります」

≪女子≫
【57kg級】
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世界チャンピオンの松本、佐藤と、講道館杯を制した石川、昨年一つ下の階級で2位の成績をあげた山本が出場。松本と佐藤が決勝へと駒を進め、松本が得意の寝技で抑え込んで、2連覇を成し遂げた。
松本 薫
「気がついたら連覇になったという感じ。(決勝を制したのは)気持ちだったと思います」

【63kg級】
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階級の顔・上野を中心に、田中、谷本、そして学生ナンバー1の安松が出場し、上野が決勝の舞台まで上がった。しかし、残念ながら世界ランキング3位のゾルニール(スロベニア)に指導2つで敗れ、悔しい銀メダルに終わった。
ゾルニール
「最初はたいへんだったが、試合を重ねるうちに調子があがってきたのがよかった。上野は素晴らしい選手です。(来年の目標は)これからたいへんな戦いが待っていると思う」