青年海外協力隊補完研修(講道館)(07.7.6)

青年海外協力隊補完研修(講道館)(2007.7.6)


世界の舞台で柔道指導を夢見る3名の女性が青年海外協力隊の試験に合格。

派遣に先立ち、講道館で柔道技術補完研修が2007年5月30日から6月22日まで実施された。


今泉 朋恵 女子2段(ザンビア派遣予定):愛知大学出身

林 夕加里 女子3段(ボリビア派遣予定):国際武道大学出身

松原 知美 女子3段(インド派遣予定):山梨学院大学出身

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左から  今泉女子2段    林女子3段    松原女子3段

この研修は青年海外協力隊柔道隊員が任国で柔道指導を行う際、相手国からの要請に的確に応えることができるよう、柔道の技能・知識等の向上の為に行われる。

海外経験、指導経験豊富な講師陣の元、研修カリキュラムは柔道の基本動作から投技・固技の応用/連絡変化、組み方/各種対処方法、形(投の形、固の形、柔の形、講道館護身術)、各種指導法、柔道史概論、トレーニング理論及び実習、指導計画の立案、審判規定、海外指導の心得等、講義から実技まで多岐にわたり、朝の10時から夜の7時半までの長時間、研修生は1日の大半を柔道衣を着て畳の上で過ごすことになる。

3週間の研修中、3名の研修生は講道館で寝食を共にし、柔道指導者としての技能・知識を習得した。はじめは形や指導に自信のなかった研修生も、見違えるように自信を持って指導できるようになった

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3名の研修生は協力隊を志望した動機を次のように語っている。


今泉2段

「柔道が本当に好きだという気持ちが社会人になり日々強くなっていくことを実感。自分の好きなことを通じて努力し、柔道の楽しさを分かち合い、共に成長し、お互いが笑顔になれる様にしたいです。協力隊を通し自分自身の人生を豊かにしていきたいと思います。」


林3段

「このボランティアに参加することによって、普段日本で生活していたら分からないようなことを学び、知ることが出来るのではないかと思ったのが応募の動機です。たくさんのことを吸収し、たくさんの人たちとふれあえたらいいと思います。」


松原3段

「テレビやニュースで世界の様々なところで苦しんでいたり、困っている人達を見た時に自分は一体何をしてあげられるんだろうと感じ、日本にいてではなく、直接現地に赴き、同じ気持ちを共有しあいながら、人々に自分の出来る限りのことをしてあげたいと思います。」

また、聴講生として、JICA短期ボランティア隊員マラウイ派遣が決定している吉澤さおり女子3段も本研修に参加し柔道指導者としての技能、知識を研鑽した。

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吉澤女子3段

研修生3名は7月10日から2ヶ月に渡る派遣前訓練を経た後、それぞれの任国に協力隊柔道隊員として派遣される。任国での柔道指導を通し、任国と日本との架け橋になることを期待する。

なお、研修生すべてが女性であったのは協力隊柔道隊員補完研修史上初めてである。

より多くの男性の応募を求む。

※青年海外協力隊に関する情報は JICAホームページ
JICA短期ボランティアに関する情報は コチラ
 

(文責:講道館国際部 仮屋)