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第2回 全国小学生学年別柔道大会-みどころ-

『未来のオリンピック目指して!』

 第2回目を迎えた、全国小学生学年別柔道大会が秋田県立武道館で行われます。昨年5年生の部(男女各2階級)で優勝した4人がそれぞれ出場するなど、小学生にとって注目の大会となるでしょう。
【5年生の部】

40kg級(軽量級)では、5月5日講道館で行われた「全国少年柔道大会」で、無差別個人戦で2位の橋口祐葵(宮崎 芦塚柔道場)君の戦いぶりに注目したい。 同じく40kg超級(重量級)は、全国少年を征した角田君が出場していないが、3位になった竹下恭平(鹿児島 末吉柔道)君、ベスト8の萩健太(三重 さくら道場)君、渡辺大樹(熊本 森義塾)君たちは全国制覇への意気込みが強いだろう。女子の注目は、同じく5月の大会で県代表となった40kg超級(重量級)の今井由起(高知 和田道場)さんである。しかし女子の全国大会は今大会だけ、それだけに各選手は自分の力を試すチャンスがあり、子どもたちに将来の夢を抱かせることができるものとなるであろう。

【6年生の部(男子)】

45kg級(軽量級)は、昨年の軽量級チャンピオン高藤直寿(栃木 野木町柔道会)君を筆頭に、3位高市賢悟(愛媛 伊予柔道会)君の名前が目に止まった。昨年ベスト8に入った、永瀬貴規(長崎 長崎大付属小)君、黒木佑匡(愛知 岩倉柔道会)君、高橋将也(群馬 田島道場)君、仁田隆一(佐賀基山少年柔道)君の4人が出場する。
 他にも、軽量級で5月の全国に県代表となっている選手がいる。激戦が予想され、目が離せないであろう。

 45kg超級(重量級)には、上田轄麻(岐阜 聖心館平野道場)君が2連覇に向かっての思いを寄せてくれた。『2連覇はそんなに簡単にはできないと思う。だから、僕は挑戦します。勝つ気持ちは、誰にも負けません。僕を支えてくれる道場の先生、家族のみんな、友達、みんなが見守ってくれるから、僕は、がんばります。』
 激戦と言って良いだろう。昨年2位の佐藤和樹(北海道 高畑道場)君、5月の全国少年で優勝した長野竜希(高知 和田道場)君に加え、昨年3位だった遠藤翼(新潟 新潟中央柔道少年団)君、鎌田祐任(香川 大内柔道スポーツ少年団)君がいて、虎視眈々と優勝をねらっているであろう。

『今年も優勝をねらってがんばります!』
高藤 直寿(栃木 野木町柔道クラブ)
『挑戦!』目標は優勝です。
上田 轄麻(岐阜 聖心館平野道場)
【6年生の部(女子)】  45kg級(軽量級)は、昨年のベスト8のうち6人が出場している。その筆頭は、優勝の堤さつき(東京 無限義塾)さん。
 『昨年の優勝は、初めての全国大会でしたので、緊張の中、何となく勝った感じでした。でも、今回は2度目なので、連続優勝を意識して東京の代表として絶対に勝ちたいです。』とコメントをくれた。
 その堤さんを追って、昨年決勝までオール一本勝ちの片桐知美(愛媛 宇摩柔道会)さんがリベンジを。また、3位だった堀いくみ(愛知 孝心館)さん、ベスト8の穴井康那(山口 萩)さん、畑原ゆうき(大阪 ミキハウス)さん、三枝百音(山梨 誠武館)さんにも注目したい。  45kg超級(重量級)での昨年からの連続出場選手を調べてみたところ、48人中27人であった。半分以上の選手が2度目の全国を体験するのである。
 「2連覇を目指して猛暑の中、日々練習に励んでおります。怪我・病気など無く無事に秋田の地に立てることだけをただただ祈るばかりでございます」と昨年優勝の井坂希望(千葉 武秀館小坂柔道場)さんの母。本人の意気込みは『一試合、一試合練習の成果が出せるように、思いっきり技を出して2連覇を目指したいです!』と伝えてきた。
 連続出場選手が50%を超えているが、昨年の上位進出者は、3名である。全国出場の難しさを感じる。その中でも、昨年3位で5月の全国少年大会で男子を退けて県代表にもなった、村田夏南子(愛媛 伊予柔道会)さんを注目していきたい。もう一人が、ベスト8に入った片岡志乃(徳島 藍住真導)さんである。
『連続優勝を意識して、戦います!』
堤 さつき(東京 無限義塾)
『思いっきり技を出して2連覇を!』
井坂 希望(千葉 武秀館小坂柔道場)

 小学生の成長は目を見張るものがある。1年間で恐ろしいほどの成長をとげるものである。昨年の結果がそのまま今年の戦いにつながるとは思っていない。どんな逸材が、どんな素晴らしい技を各選手が披露してくれるか、とても楽しみである。
 昨年6年生で優勝した選手は、口を揃えて『将来はオリンピック選手になりたい』と言っている。今大会が子どもたちに夢を与え、自分を鍛える意欲を掻き立てているものと感じている。小学生の戦いではあるが、スピード感のある技の攻防は大人の試合にひけをとらないといえる。全選手が力の限り戦ってほしい。

全日本柔道連盟 広報委員 三浦 登

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