東建コーポレーション日本航空明治製菓ザバス大塚製薬MIZUNO
お問い合せリンクサイトマップ
トップページ トピックス 全柔連について 全柔連データベース
主要大会
委員会活動
強化選手情報
アンチドーピング
全柔連スポンサー
アクロバットリーダーダウンロード
大会結果などをPDF形式
で表示しております。
Adobe社より無償で配布さ
れているAcrobat Reader
ダウンロードしてご覧く
ださい。

平成18年全日本選手権大会 「総評」

『練習でつかんだ初優勝(初出場)!史上最年少王者 石井慧』

優勝した石井慧選手

準優勝の鈴木桂治選手
〜柔道の魅力〜
 これが柔道の怖さであり、醍醐味である。どんなに優勢であっても「それまで」の声がかかるまで、勝負は決まらない。残り6秒に石井慧(国士舘大生)が放った「大内刈」は鈴木桂治(平成管財)にとっては「怖さ」を痛感した柔道であり、見るものにとっては「興奮と醍醐味」を味わった柔道であった。そして、3連覇の難しさを全てに感じさせた大会となった。

〜先輩への恩返しが偉大な記録となった〜
 石井にとって鈴木は、いつも稽古をつけてくれる大学の先輩である。その先輩に勝ったことは「恩返し」になった。そして、手にした初出場で初優勝は、東京オリンピック重量級チャンピオンの(故)猪熊功氏が昭和34年(1959年)に果たして以来47年ぶりの快挙。また、ロサンゼルスオリンピック無差別チャンピオン山下泰裕氏(現IJF理事)の最年少記録よりも5カ月若い19歳4ヶ月で王者になった。
〜練習こそが「結果」に嘘をつかない〜
 石井は、2004講道館杯決勝で穴井隆将(天理大生)に「技あり」ポイントを取られ劣勢の中を逆転優勝し、高校生チャンピオンとして話題を作った。今回も残り10秒までは鈴木に余裕が感じられる試合展開であったが、最後まであきらめない姿勢が勝利をもたらし、それは偶然のことではなく石井の人並み以上の練習量が結果をつくっているといえる。
準々決勝の高井洋平(旭化成)も大学の先輩であったが、試合後「練習量の差だな!」と国士舘大関係者が呟いていたのを耳にした。


3回戦 高橋宏明VS穴井隆将
〜世界に向けて〜
 自分の努力で話題がつくれる石井は、近い将来にもっと大きな話題をつくってくれることを期待せざるを得ない。同じ階級の穴井隆将も、3回戦の高橋宏明(旭化成)の戦いを見て、以前より力強さを感じた。100kg級は、北京オリンピック向けて期待がもてる。
準々決勝で共に敗れた100kg超級のエース争いは、「優勝」を意識しすぎた感じが1回戦から感じられた。棟田康幸(警視庁)は、いつもの積極性が影をひそめ、高井洋平は組み手が思うように取れない展開で畳を降りた。2年後に向けての課題は、6月に復帰予定の井上康生(綜合警備保障)と3人で切磋琢磨による階級のレベル向上を望んでいる。また、100kg超級の若手が伸びていないようにも感じ、全柔連の強化委員会が手がけている若い選手層の育成に期待したい。


3回戦 上口孝太VS泉浩
 90kg級の泉浩は、怪我から完全に復調し3位入賞を果たした。3回戦で74kgの体重差をはねのけた試合は、柔道の魅力である「柔能剛制」を示して会場から大きな拍手を得ただけでなく、4回戦の穴井隆将(100kg級)を相手にしても自分のペースで柔道をやり切っていた。ワールドカップでは良い結果をもたらしてくれるだろうし、順調に2年後へのステップを刻んでいるといえる。

文 全日本柔道連盟 広報委員 三浦 登、渡邉昌史
写真協力 ウメダフォトスタジオ  03-3234-0275
::大会日程
::試合結果速報
::強化選手紹介
::強化合宿
::組織概要
::役員名簿
::組織構成図
::登録の手引き・寄付行為
::平成16年度事業報告
::平成17年度事業計画
::競技者規定
::公認審判員規定
::全柔連だより(バックナンバー)
::過去の大会記録