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第20回皇后盃全日本女子選手権大会

【戦 評】

『史上3人目の4連覇! 女王の自覚をもった塚田!』
〜昨年、先週(全日本女子選抜)に続き、薪谷との決勝戦〜

無心で掛けた小外刈、2分29秒に決まった!「有効」と主審のコールがあった。優勢に試合を進めていた塚田真希(綜合警備保障)が、薪谷翠(ミキハウス)からしっかり立技でポイントをとった。
塚田は、準々決勝杉本美香(筑波大)に優勢勝ち、準決勝で課題としていた立技で木屋好絵(ミキハウス)を体落「一本」で決勝に駒を進めた。一方の薪谷は、オール一本勝で決勝に進出し、打倒塚田!女王奪還を目指す勢いがあった。
先週の敗戦を感じさせずに決勝に臨んだ薪谷だったが、序盤から塚田のペースで試合が進んだ。塚田は充分に薪谷の上半身を引きつけ、薪谷の動きを止める戦法にでた。薪谷も組み手にこだわりながら、小内刈から大内刈と攻めるが決まらない。両者は一歩もゆずらず、塚田が大外刈、支釣込足、体落と連続技を仕掛けるが、薪谷も動かず。中盤まではお互いに攻め合うが、決定的なポイントにならず、薪谷が「指導(消極的名柔道)」をうける。ポイントをリードされた薪谷は自分から技を仕掛けていった。しかし、その動きの中で、塚田は薪谷のバランスが崩れた一瞬を見逃さなかった。薪谷の左足に塚田は右足を膝に飛ばし、崩れたところで踵(かかと)にもう一回、右足を飛ばすと、薪谷の体が畳に落ち「有効」であった。万事休す!しかし、薪谷は相手のポイントを挽回しようと技を仕掛けたが、終了のブザーが鳴ってしまった

(全柔連 広報副委員長 大山 昭三)

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